『君花』8LOOM、BUDDiiSなどマルチに活躍する森愁斗の恋愛観 「基本は“向こうから来てくれたらいいな”ってスタンス」

 ABEMAの恋愛番組『恋する❤ 週末ホームステイ 2023夏』が8月1日からスタートした。

 『恋ステ』は、離れた場所に住む高校生たちが限られた時間の中でデートを重ね、そこで生まれる恋愛模様を見守る恋愛番組。同番組にはスタジオレギュラーであるおかずクラブ・ゆいP、Da-iCE・工藤大輝、レインボー・池田直人の他、これまで多くのスタジオゲストが登場してきた。そして、新シーズンの#3、#4のスタジオゲストには、森愁斗が登場。本稿では、これまでもスタジオゲストとして登場している森の恋愛観や仕事観などに迫った。(高橋梓)

ーー森さんは以前にも『恋ステ』のゲストとして登場されていました。普段から恋愛番組は観ていますか?

森愁斗(以下、森):観ています。もともとはあまり映像作品を観るタイプではないんですけど、ゲストに呼んでいただくようになってから、続きが気になっちゃって。もちろん『恋ステ』も観ていて、高校生たちの恋愛にキュンキュンしていますね。そんなに歳は離れていないんですけど、僕よりも若い年齢の高校生が好きな人を見つけて恋愛をするって、すごく素敵だと思います。その中で葛藤や心が揺れ動くことがたくさんあるじゃないですか。「頑張れ!」とか「行け、行け!」とか応援しています。

森愁斗

ーー自分を重ねてみたりも?

森:僕、自分から好きな人にアプローチをするのが苦手なんです。だから「すげぇ!」って思うことの方が多いかもしれません。もし出演する側になっても、全然動けないと思いますね。ひたすら待っちゃうかもしれない。自分に自信がないんですよ。結構気にしいだし、人見知りでネガティブだし……。こうやってお話しをしていると「そんなことないでしょ」って言われることもあるんですけど、根はそういうタイプ。好きな子ができても「あの子が好きなのは多分僕じゃないよなぁ」って考えちゃうんです。だから、恋愛番組に出演するのは向いていないと思います(笑)。自分ができないからこそ、観ていると楽しいですね。

ーーでは、気になる子ができたとして、ライバルがいてもアクションはしないのでしょうか?

森:そうですね。タイミングがあれば気になることを話すかもしれませんが、基本は「向こうから来てくれたらいいな」ってスタンスです。学生のころも女の子と話すのが苦手でした。グイグイ来られると焦っちゃう。ただ、グイグイ来てほしいって思う子は逆に来てもらえないんですよ。自分から行かないと来ないってわかっているんですけど、それでも行けなかったです。それでそのまま卒業してしまって……みたいな。自分から行動していないので、そりゃあ何かあるわけはないんですけどね(笑)。だから大人になって自分から動くことが大事だと思うようになりました。といっても、20年間同じスタンスで生きてきたので、変わるのは難しいんですけど……。

ーー奥手な学生だったんですね。

森:女子からは変に見られていたかもしれません。男子と話す時は「イエーイ!」ってハイテンションなんですけど、女子と話す時は「あっ……」ってなっちゃうんで(笑)。

ーー落ち着いてハキハキ話す印象があったので意外です。そんな森さんは、どんな人がタイプなのでしょうか。

森:恋愛に限らずなんですけど、気が遣える人はいいなって思います。意識して気を遣えるのももちろん素敵なんですけど、無意識にできる人っていいですよね。例えば、お店に入る時に一緒にいる人を先に入らせるとか、ソファーに座らせるとか。そういうのを当たり前のようにやっているのが見えるとグッと来ます。そういう人に惹かれるからこそ、自分主導でグイグイ行くのはどうなんだろうって思っちゃうんですよ。相手がよく思っていないのに自分が行くのは違うよなぁって。

ーー慮りの精神が素晴らしいです。『恋ステ』では高校生同士の恋愛だからこそ、私服の印象が大きいですよね。ファッションにこだわりがある森さんですが、最近はどんなテイストがお好きなんですか?

森:最近はデニムが大好きです。Instagramにもアップしているんですけど、こんな奥手な男とは思えないほどイケイケな写真なんで見てみてほしい(笑)。1年前くらいからアメカジにハマって、色々買い集めたり、調べたりして楽しんでいます。今はデニムを育てているんですよ。新品で買って、裏返しにして洗濯のりを塗って。乾かして履くと、履き皺がつくんですけど、着込んだり汗をかいたりすることでコントラストができてかっこいいデニムになるんです。しかも洗っちゃいけなくて。コントラストが出る前に全体的に色落ちしちゃうので、1年ちょっと履いてまだ2回しか洗っていません。今日も履いてきていい感じに育っていて、かっこいいので、ぜひ見せたいです!

ーー本当にデニムがお好きなんですね。

森:いまの夢は「ベストジーニスト」を受賞すること。めっちゃデニムが好きなので、この夢はドンドン口に出していこうと思っています! あとはデニムの話を深くできる友だちがほしいんですよね。デニムを育てるくらい好きな人って同世代だとなかなかいなくて。大体僕よりも年上の方なんですよ。昨日、行きつけの洋服屋さんに行ったんですけど、そこの店長さんと仲良くさせてもらっていて。その方も40〜50代。それくらいの年齢の方とはここ1年でたくさん仲良くなりました。店長は「若い子はうちの店に来ない」って言っていたんですけど、僕はすごく話が合って楽しいです。しかも、ファンの方もそのお店に行ってくれているみたいで。「この間女の子が2人で来てくれたよ。これまでそんなことなかったからありがたい。もっとデニムのこと広めてよ」って店長から言われました。

ーー好きな女性のファッションもカジュアル系ですか?

森:白Tシャツにデニムとか良いですよね。そうじゃなかったらオールブラックのワンピースとか、モードっぽい感じも好きです。洋服が好きな女の子だったら「この子いいな」って思っちゃうかもしれないです。

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