『GBVSR』オープンβトーナメントが「EVO 2023」で開催 日本のgameraが優勝「考えることはシンプルになった」

 Cygamesは、米国・ラスベガスで8月9日に開催された世界最大規模の格闘ゲーム大会「Evolution Championship Series (以下、EVO) 2023」において、PlayStation 5/PlayStation 4/Steam用ソフト『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-(以下、GBVSR)』のオープンβトーナメントを現地時間8月4 日、5日に開催した。予選は「EVO2023」会場内に設置された『GBVSR』ブースで開催され、世界各国・地域からプレイヤーが集結。5日にはサイドステージでTop32、メインステージで頂点を決めるTop6の激戦が行われた。

 今大会は、先月末に実施されたβテストと同バージョンを使用した、EVO2023会場内でのリアル対戦トーナメント。いち早く本作の頂点を極めんとする猛者たちが、世界各国・地域から会場に集結し、ダブルエリミネーション方式で火花を散らした。

 大会2日目は、予選を勝ち抜いた上位32人による激戦が朝から繰り広げられ、Top6以降は「EVO 2023」メインステージで激突。決勝戦にあたるGrand Finalは、Winnersを勝ち進んだgameraと、Losersを勝ち上がってきたbuhとの組み合わせに。初戦から猛攻を仕掛けたbuhが1対3で勝利を掴み取り、優勝の行方は再度の決勝Grand Final Resetへ。

 buhが一気に押し切るかと思われたが、Reset後にgameraが落ち着いた踏ん張りを見せ、buhを圧倒。1対3でgameraが見事勝利を収め、『GBVS』オープンβトーナメントの王座に輝いた。

▼最終順位
・優勝 gamera(日本)
・準優勝 buh(アメリカ)
・3位 Shuaboo(アメリカ)
・4位 Diaphone (アメリカ)

▼gameraインタビュー

――優勝しての率直な感想を聞かせてください。

gamera:順当です。

――決勝がリセットになった時はどんな心境でしたか?

gamera:相手が使用していた「ジークフリート」については、(今作からの新プレイアブルキャラクターのため)βテスト期間でしか対戦経験がなく情報が少なかったものの、Reset までに情報をとっていたので特に焦ることはなく戦えました。

――前作『GBVS』と『GBVSR』を比較して、実際にプレイしてみて感じた違いなどがあれば教えてください。

gamera:アビリティ管理を含めた読み合いが重要だった前作と比べ、「レイジングストライク」のように反応が関係ない要素がでてきたことで、考えることはシンプルになったと思います。

――前作『GBVS』で「EVO」や「EVO Japan」の際に使用していたキャラクター(「ジータ」、「カタリナ」、「ゾーイ」)から、今作 『GBVSR』の今大会で「ユエル」に変更した理由は?

gamera:守りを必要以上に気にしなくて良くなった点、無敵技を2つ使える点で選びました。

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