『R U Next?(アーユーネクスト)』5話ーーENHYPENやSEVENTEENのメンバーも登場 日本人含め3人が脱落しシビアな戦いに
第5回目の放送を迎えた、「HYBE」と「CJ ENM」による合同JVレーベル「BELIFT LAB」による『R U Next?(アーユーネクスト)』。
今回は、第3ラウンドふたつ目のステージとなる「ヒップホップミッション」の続きからだ。今後登場する豪華なスペシャルコーチの姿の正体も明らかになり、オーディションも後半に向けてその熱を一気に加速させる。
ふたつ目のステージは「Tie a Cherry」を披露するソヨンユニット。キリングパートはヒメナが担当するという。
パート分けや練習では、これまでのミッションですっかり自信を失ったアイリスがやる気を見せない姿が目立った。モアがサポートを試みるも、アイリス自身の熱量の低さが映ってしまい、メンバーは呆れる他ないような空気となってしまった。一方でキリングパート決めではメンバー間でも評価の高いヒメナが満場一致で掴み取る結果に。
本番では、始まりからセンターを務めたヒメナが表情管理までパーフェクトにこなし、キリングパート以外の部分でも目立つことができていた。リーダーを務めたソヨンも、前回のステージとはまた違った自分の持ち味をしっかり出すことができたのではないだろうか。
最高点は、イェウォンユニットの最高点であったウォンヒの点数を超える639点。誰もが予想したヒメナが最高点を獲得した。コーチのアイキからは「ヒメナがソロでやる『Tie a Cherry』を見たいと思ったくらい」、イヒョンからも「なぜ今まで自分がヒメナの魅力に気がつかなかったんだろうと思うほどだった」とのコメントが挙がり、ヒメナも自分の出来に満足できた様子だった。そして、最低点はアイリスの453点。存在感やアイデンティティのなさが原因となってしまったようだ。
最後のステージはヘウォンユニットによる「Money」。ヨンソとイロハは前回のヒールコレオミッションの悔しさを晴らすことができるだろうか。
ヒップホップに自信があるイロハはその実力が周囲からも認められており、1番のパートを掴み取ることができた。ヨンソが志望する2番パートはユナも志望しており、駆け引きが行われたが、投票でヨンソが担当することに。負けず嫌いなユナは全てのパートを志望したが7番パートとなってしまったため、見せ場が少ない中でも目立つために6番となったジヒョンとともに練習を重ねる。ヨンソとイロハも、やっと掴んだチャンスを最大限に生かすために悔いが残らないよう全力を尽くした。
本番では、ヨンソは誤魔化しの効かない部分で完璧に音程をつかんで透明感のある歌声を響かせ、コーチ陣からも感嘆の声が漏れていた。野望と目力を感じさせる全員のオーラにコーチたちも圧倒された様子だった。イロハに対しても、「まさに水を得た魚のようだった」と評価が聞こえた。
最高点を獲得したのはヨンソの634点。さまざまな表情を見せたこと、自分の歌唱力を完璧に生かすことができたことが評価されたようだ。一方、審査員からの高い評価があっただけに、イロハは落胆してしまう。そして最低点581点を獲ったのはユナ。低い点数ではないものの、自分の魅力を完璧に出しきれなかったことが、実力者の集まるチームの中では自分の足を引っ張ってしまったようだ。
ついに訪れた最終結果発表の時間。ここでも、1位には100点、2位には50点のベネフィット点数が与えられる。
1位を獲得したのはヘウォンユニット。ヒールコレオミッションに続き今回も高い点数を叩き出し、総合点でしっかりとその座を守り抜いた。それほど点数が開いていなかったソヨンユニットとイェウォンユニットには緊張が走る。2位となったのはソヨンユニット。3位のイェウォンユニットとは21点差だった。
続いて行われるレベル発表。3ラウンドの評価点数とベネフィット点数を合算し、今回もレベル分けが行われる。MIDDLEからHIGHへ昇格できたのはジヒョン。HIGHからMIDDLEへ降格となってしまったのはヒメナ、ジョンウンだった。脱落候補となってしまうLOWへ降格となってしまったのはMIDDLEレベルのルカ、ウォンヒだった。最初はHIGH LEVELとなっていたルカにとっては悔しい展開だ。
今回「R U Next?」を去ることになってしまったのは、ハスル、アイリス、エナの3人。ここまで共に戦ってきた残りの練習生18人も涙を浮かべ、彼女たちの絆の深さが伺えた一幕であった。