水溜りボンド・トミー、5月の収益は「去年の最高月収の41%減」 ショート動画は新たな活用スタイルの模索が必要?

 人気YouTuberの水溜りボンド・トミーが、5月の再生回数と収益を発表。その結果にトミーは「心配です、僕の将来が」と胸の内をあらわにした。

【収益公開】月間6100万再生の収益が本当にエグい!!#shorts

 2023年2月から収益化された「YouTubeショート」は、60秒以内の短い動画を縦画面で発信するサービス。TikTokのように手軽に見ることができ、スキマ時間に“なんとなく”眺めているユーザーも多いだろう。

 水溜りボンドはメインチャンネルの登録者数、再生回数が思うように上がらない打開策として、YouTubeショートへの投稿を積極的に行っている。トミーの個人チャンネルに関しては5月の再生回数が6100万回以上、登録者も1ヶ月で6万人増え、合計33万人になったと語る。

 そして、そんなトミーの収入にも注目が集まるなか、なんとその金額は「去年の最高月収の41%減」だった。コメントでは「ちゃんと貯金してそう」と言われているものの、動画自体は赤字になることが多いとのこと。トミーは「心配です、僕の将来が」と言いつつも、「まだ攻めれそうなので、ガンガン行きます!本当にやばくなったら言います」と同時に強気な姿勢も覗かせていた。

【暴露】ぶっちゃけShorts収益化されてどれだけ稼げるんですか?月一億円ですか? #Shorts

 他にもショート動画に人気を博すクリエイターのかっつーも、過去収益に関して発信していた。収益化が始まる1年ほど前からYouTubeショートを積極的に投稿していたため、収益化を待ちに待っていたとのこと。しかし、その金額は思いのほか高くなかった。

 実入りが少ないなかでも、投稿の手軽さや認知度の向上しやすさというメリットからショート動画の投稿を続けているYouTuberは多い。とはいえ、収益を考えた際に現状の金額で活動を続けていくことが難しい場合も多い。

 そのため、YouTubeショートを宣伝目的で使用し、再生回数や知名度を上げ、長尺動画へ流入させたり、企業案件を受けたりするなど、YouTubeショートをあくまでも“フック”としての目的で使う従来の活用スタイルだけでなく、新しい活用方法も模索されていくだろう。

北海道で自給自足生活を送る「貧困女性YouTuber」が人気に ショート動画の収益化で好転するか?

北海道で自給自足の生活を送り、YouTubeやTikTokで日々の貧困生活の様子を動画で投稿する女性がいま、人気を集めている。そ…

関連記事