ブース内でセルフ撮影を推奨する革命的な“ハイブリッドプリ機” 『MY PALETTE』を体験してみた

 6月中旬より、フリューからプリ撮影とセルフ撮影を自由に楽しめる最新プリントシール機『MY PALETTE』が登場する。本機種は「セルフショットタイム」によって通常のプリとは一味違った撮影体験を楽しめる、これまでにないプリントシール機となっている。

 そこで、今回は『MY PALETTE』を実際に体験してきた。

 まず、特徴的なのはプリ機の外観だ。「ワタシだけの-”可愛いを見つける旅“-に出かけよう」をコンセプトにデザインされた本機種の外観は、Instagramのプロフィール画面を連想させるような”映える“写真が並んでいる。

 プリ機の中に入って、まず目に入るのが撮影カメラの左右に設置されたカラーライトだ。本機ではプリを撮影した後に「セルフショットタイム」が設けられており、ホワイト・オレンジ・ピンク・パープルを組み合わせたカラーライトを使用し、テクニックいらずでおしゃれなプリ風画像や自撮り写真を撮影できる。

 また、「セルフショットタイム」には、プリ機のカメラで撮影する「フォトプラン」と自身のスマートフォンで撮影する「スマホプラン」の2種類がある。撮影も加工も手軽さを求める人は「フォトプラン」、スマホで自撮りや動画を好みの設定で撮影したい人は「スマホプラン」といったように、好きな方を選ぶことができる。自分のスマホでサクッと撮影したいニーズにも応えた柔軟な仕様がありがたい。今回は、どちらのプランでも撮影してみた。

 まずは1つ目の「フォトプラン」。このプランでは全身が入る画角で撮影ができ、その日のコーディネートもプリに残すことができる。仕上がりは近年ブームとなっている”セルフ写真館”で撮影したようなおしゃれな写真に近い。「プリほど加工は強くないがノーマルカメラよりは盛れる」という、絶妙な写りを実現している。カラーライトを使うと、簡単に雰囲気のある写真を撮ることができるので、写真のセンスに自信がない人にとってはありがたい機能だ。ライトの色によって写真の雰囲気をガラッと変えられるので、いろいろな組み合わせで撮ってみたくなる。

 次に2つ目の「スマホプラン」。このプランでは自身のスマートフォンを使って、約60秒間自由に写真や動画を撮ることができる。プリ機内の魚眼ミラーは最近流行の”ミラーショット”を撮るのにも最適。撮影中はプリ機内のBGMを止めることもでき、スマートフォンで自分の好きな曲を再生しながら自由に動画を撮影できる。カラーライトや魚眼ミラーを使うと、自撮りの雰囲気をいつもと変えることができるのでハロウィンやクリスマスなどのイベントにもピッタリだ。

 撮影が終わってらくがきを開始。フリュー最新機種だけあって、通常プリもしっかりと盛れている。本機種のキーワードである「うるみ盛れ」のとおり、目のうるうる感や肌のツヤ感が際立っている。広報担当者いわく、撮影者が持っているパーツの立体感や肌のツヤを大事にした加工で、元々の可愛さを最大化することを重要視しているとのこと。従来のプリの加工は、“ひとつの正解に自分の顔を近づける”というイメージだったので、自分のパーツを活かして盛るというのは新しい感覚だった。

 らくがきの中ですごいと思ったのが「MYレタッチ」「MYメイク」というふたつの機能だ。まず「MYレタッチ」では顔のパーツの細部にいたるまでこだわって修正することができる。例えば目や瞳だけでも、横幅・縦幅・黒目の大きさなど多岐にわたる項目が用意されており、すべて自分好みに調整が可能。また1枚のレタッチに「夢中になりすぎて時間が足りない」という事態を想定して、同様の加工を他の画像にも反映してくれる“反映ボタン”もあるのがうれしい。

 ただ、なかにはあまりに項目が多すぎてどうすればいいか分からないという人もいるはず。そんなときに便利なのが、「顔タイプ別レタッチ」だ。これはキュート・オトナ・ベビー・ナチュラルの4つのボタンから自分のなりたい顔のタイプを選ぶだけで、自動でレタッチを施してくれるというもの。迷ったら、「顔タイプ別レタッチ」を使ってみるのもおすすめだ。

 そして、「MYメイク」では従来のリップやチークにくわえて「パーソナルカラーメイク」ができるようになった。これはイエベ春・ブルべ夏・イエベ秋・ブルべ冬の4つのボタンから自分のパーソナルカラーを選ぶだけで、自動で選択したタイプに合わせたメイク加工をしてくれるというもの。先ほどのレタッチ同様、誰でも簡単に使いこなすことができるだろう。

 シールのデザインは、「飛行機のチケット風」など、スマホの裏に挟むのにぴったりなデザインも用意されており、機能や加工だけでなく出来上がったシールにも妥協は無い。

 この夏、フリュー最新機種『MY PALETTE』で、あなただけの”可愛いを見つける旅”に出かけてみてはいかがだろうか。

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