『ゼルダの伝説TotK』で「衛星レーザー兵器」が使える? リンクが新たに手に入れた“衝撃の攻撃手段”がズルすぎると話題

『ゼルダ』新作のズルすぎる”新武装“

 昨今は技術が日々進化し、まさに「日進月歩」の様相を呈している。しかも最近はそのスピードが増しており、これはテクノロジーに関心のある方であれば感じたことも多いのではないだろうか。それは、「ハイラル王国」においても同様なようだ。

 先週末に発売し、瞬く間に旋風を巻き起こしている『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、『ゼルダの伝説TotK』)。多くのプレイヤーを虜にした前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を踏襲した続編でありながら、前作を上回る自由度とお楽しみ要素をふんだんに混ぜ込んだ、今年のナンバーワン注目作だ。

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム 2nd トレーラー

 とくに、リンクが新たに手に入れた能力「ウルトラハンド」を用いたクリップがSNSで話題になっており、リアルサウンドテックでもいくつかの作例を紹介してきた。原始的な「木の階段」に始まり「高速船」「戦車」、果ては『機動戦士ガンダム』にインスパイアされた「ロボット」など、さまざまなプレイヤーの作品が話題になっている。

『ゼルダの伝説TotK』で“動くガンダム”を作ったプレイヤーあらわる 二足歩行でボコブリンの拠点も爽快爆破

5月12日に発売された『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、『ゼルダの伝説TotK』)。シリーズ初のオープン…

 とはいえ、ロボットなどの兵器に類する工作物はあくまでもリンクが乗り込んで使う武装としての役目が主だ。いや、正しくは「だった」というべきか。ハイラルで日夜巻き起こる「技術革新」の最先端では、とうとう自動攻撃システムを搭載した「高軌道レーザー砲」が開発されたのだ。

リンクの冒険はファンタジーらしい剣と弓から「衛星レーザー兵器」の時代へ

 本来であればファンタジーにあるまじき、“トンデモ兵器”を開発したのは中国の動画投稿プラットフォーム「Bilibili」のユーザー・小大红牛奶だ。投稿した動画を見ると、まずはドローンのような形をした本体に備えたロケットを剣で斬りつけて起動。空高く飛び上がっていくとフレームアウト。すると、ボスと思しきドラゴンの頭上から勢いよくレーザー攻撃を開始する。

 この兵器の注目すべき点は、「浮遊石」を活用することでしっかりと敵の上空で静止しているところだろう。VTOL型ドローン、あるいは衛星兵器の名に恥じぬ性能だ。ドラゴンは目の前に立つリンクに反撃してくるのだが、君を攻撃しているのは上の兵器だよ、と教えてあげたい……。

衛星レーザー兵器 VS グリオーク

 別の動画では機体の搭乗するリンクの姿も確認できる。同様に勢いよく飛び上がると、やはりピタリと空中で静止して、レーザー砲が「ライネル」に追従しながら攻撃をくわえていく。ライネルはゼルダのことを視認できないため、時折「?」とあたりを見回しながらじりじりと焼かれていく。見ているのが少々哀れになってしまうほど、“ズルい”光景だ。

衛星レーザー兵器&リンク VS ライネル

 こうしたPvEゲームにおいては本来、認識外からの攻撃を食らうと逃げてしまったり、無敵状態になったりといった仕様を設けているゲームが多い。これは「ハメ技」を防いだり、意図せぬ攻略法を防ぐためのガイドライン的な措置であることが多いのだが、そうしたものが作動している様子は見られない。

 もちろん、開発側はそういった事態を想定しているはずなので、あえて設定していないのだろうか。前作と変わらず、「攻略法は自由」と容認するかのような姿勢を崩さないゲームである。そういう部分もまた、「なら、どこまでやれるのか」というプレイヤーの独創性・ゲーマー心をくすぐるのだろう。本作は、前作以上に沼にハマるプレイヤーが多そうだ。

〈Source〉
https://www.nintendolife.com/news/2023/05/random-zelda-tears-of-the-kingdom-player-creates-insane-orbital-strike-laser-cannon
https://www.bilibili.com/video/BV1ak4y177Zz/?spm_id_from=333.999.0.0
https://www.bilibili.com/video/BV1SX4y1y77U/?spm_id_from=333.999.0.0

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