バイク好き芸人・ノッチ、愛車「カワサキ ゼファーχ」を妻に内緒でカスタムも、良好な夫婦のやり取りに称賛の声

　バイク好きであり、恐妻家としても知られるお笑いコンビ・デンジャラスのノッチが、妻の佐藤友美さんの目を盗み、愛機の「カワサキ ゼファーχ」のカスタムを行ったと報告した。

　ノッチは2022年10月16日、23日、公式YouTubeチャンネル「ノッチちゃんねる」に公開した動画で、国内最大規模を誇るバイクのオークション会場「BDS柏の杜会場」へと訪問。新しいバイクの購入資金捻出のために、12年間大事にしてきた「HONDA ELSINORE MT250」を競売にかけ、約80万円で売却することに成功した。その軍資金を元手に入手したのが、かねてより憧れていた「カワサキ ゼファーχ」だった。

　既婚者が大きな買い物をしたい場合、配偶者に前もって確認するのが常識だ。しかし、あろうことかノッチは、友美さんになんの相談もなく「カワサキ ゼファーχ」を購入。同年10月31日公開の動画で、このことを事後報告すると、当然ながら、「いい加減にしろって感じ！ 相談もなく」と、友美さんの怒りを買っていた。

　これに懲りるかと思いきや、ノッチのスタンドプレイは終わらない。23年4月3日に公開した動画では、「カワサキ ゼファーχ」のシートを勝手にカスタム。ノーマルのフラットな形状のものから、中のスポンジを削り取って好みの形状に加工する「アンコ抜き」を施したような、反りあがった曲線的な形状のものへと変更したのだが、聞いていた話と違う出来だったらしく、友美さんは「思ってたのと違う！　勝手にコンセプト変えたの？」と問い詰めた。これにノッチは「ちょっと変えました。すいません、ちょっと遊び心を入れて反応を聞こうと……」とタジタジになっていた。

　さらにノッチの暴挙は続く。4月17日に公開した動画では、友美さんに内緒でハンドルをアップハンドルに交換。ノッチは「めちゃくちゃ怒られると思う」と戦々恐々だったのだが、実際に友美さんに見せると「いいんじゃない？」「バランスがいい」と、思いのほか好感触。しかし一方で、アップハンドルのグリップ部分に装着したライトブラウンの生ゴムについては「ハンドルはいいんだけど、グリップはちょっとなぁ。黒と赤と茶でまとめてるのに、そこをいきなりこの色にしたのは何で？」と鋭く指摘していた。

　このように、改造の進捗状況を追えるとともに、こっそりとバイクいじりをするというギミックにより友美さんのリアクションも楽しめるため、ノッチの「カワサキ ゼファーχ」のカスタム企画は二度おいしい。しかも、友美さんは勝手なことをするノッチに怒りはするものの、基本的に夫の趣味に寛容で、最終的に理解を示し、ついでにアドバイスまでしてくれる。そんな友美さんの良妻ぶりに、コメント欄では「旦那の趣味に寄り添ってくれて一緒に楽しんでくれて全然鬼嫁じゃないですよ。いい奥様ですね」「趣味に理解がある奥さん良いよなぁ」「友美さんセンスいいですね」など、称賛の声が相次いでいる。