手越祐也、地方での活動を公開　「テレビの仕事はできない」と覚悟もオファーをくれた“地方局への恩返し”

　手越祐也のYouTubeチャンネルが更新され、地方活動の密着映像が届けられた。

　動画の冒頭で突如現れた撮影クルーの姿に驚く手越。スタッフは、手越が2日間にわたり地方で活動することを聞きつけ、“密着したい”という思いで、空港に駆けつけたという。そんな手越が、まず訪れたのが福岡の民間放送局「RKB毎日放送」。前事務所から独立してすぐに声を掛けてくれた放送局だそうだ。メイクさんとも仲が良さそうで、メイクさんは手越について「めちゃくちゃ良い人、会ったらもっと好きになる」と熱を込めて語っていた。

　それから『手越祐也・加来耕三の九州三国志』の番組収録に臨んだ。手越は前述の通り、事務所を離れた際に、“しばらくテレビでの活動はできなくなる”と覚悟していたという。そんな中でRKB毎日放送は「僕らはそういうの関係ないんで、ぜひ番組を一緒に作りませんか？」と声を掛けたそうだ。それに対しての「恩義」は胸の中にずっとあるようだった。

　2日目は福岡から新幹線に乗り鹿児島に到着。地方を盛り上げるために、準備をしているものを視察しにきたという。鹿児島中央駅から約1時間車で移動し、到着したのはトマトとパッションフルーツを育てている農園。元々、手越のチーム周りにいた青年が、こちらの農園で働いているというのだ。のどかな景色の中にあるビニールハウス内で、フレッシュな採れたてトマトを食べてご満悦の様子の手越。穏やかな時間が流れる中で、心の洗濯ができたことだろう。今後はここで育てられたものをまずは身近なところに、そしてゆくゆくは全国に届けたいという。

　最近はYouTubeよりアーティスト活動に注力している印象の手越。4月5日には2ndアルバム「CHECKMATE」のリリースも控えているので、それも仕方ない部分があるだろう。実際、昨年の11月24日に公開された「【追及】みんなが気になってるあの噂を本人に聞いてみた＃3」と題した動画ではYouTubeを更新する頻度が減ったことについて聞かれると「事務所を離れて直後はYouTubeしか発信する場所がなかった」「今はやっぱり音楽と向き合って、ソロアーティストとしてしっかり音楽で食べていけるようにしたい」と理由を明かしていた。

　その一方で、テレビスター時代とは異なる手越をリアルに感じられるYouTubeは、変わらずにファンとの距離を近づけるツールになっているだろうし、こうして近況を伝えてくる等身大の姿は、たまらないものがあるはず。

　東京での派手なイメージが先行している手越だが、地方テレビ局への恩を忘れない義理堅い面や、地方を盛り上げるべく、現場に足を運ぶエネルギッシュさが垣間見えた今回の動画。内容が気になる人はぜひ動画をチェックしてみよう。