『隣の恋は青く見える4』7話ーー別れた方がいい。そう決めていたはずなのに……浮気相手との“嫉妬”で気付く好きの気持ち

『隣の恋は青く見える4』7話

遠距離カップルが、良好な関係を持続させるには?

 復縁デートで、久しぶりに会話をしたシンイチロウ&サニー。会った瞬間に、「誰がタイプだと思う?」「え? 金髪! それはそうでしょ? 当たり前じゃん!」とまるで友だちのようにポップに会話を繰り広げていたのが印象的だった。

 2人の間にじめっとした感情はなく、これまでもなんでも話し合い、カラッとしたお付き合いをしてきたことが伝わってくる。相手が、ほかの異性とイチャイチャしていても嫉妬をしないのは、深い信頼関係が築けているからなのだろうか。このカップルの関係性は、恋人というよりも家族に近い。

 並んだ雰囲気もやっぱりマッチしていて、はたから見ても“運命”だと分かるほど、しっくりきている2人。だが、復縁するためには遠距離の壁を超えなければならない。そこでシンイチロウは、カップルの決まりを“明確化”させることを提案した。

「明確な目標を出して、(沖縄に)来てほしいってお願いするかもしれない。それか、自分がどれくらい会いに行くかっていうのを明確化させる」

 遠距離恋愛がいちばんつらいのは、大好きな相手に会いたい時に会えないこと。それでも、“いつ会えるのか”を明確化すると、なんとか希望を抱きながら生きていけるかもしれない。サニーが沖縄に移住をするとしても、明確な日程を決めてもらった方が、将来のことも考えやすいだろう。

 お互いに、好意がないわけじゃない。好きだからこそ、真剣に将来のことを考えているシンイチロウ&サニーカップル。いつも明るく旅を盛り上げてくれた2人が、笑顔で終われるラストを期待したい。

 そして、もうひとつの遠距離カップル・タツヤ&ユウカも、壁にぶつかっている。この2人の場合は、会えない時間に芽生える不安の解消法が分からなくなっていたようだ。

 しかし、旅の間、ほかの異性とイチャイチャしすぎていないところを見て、安心感を抱いた様子。サニーを吹っ切ったタツヤは復縁を望んでいるが、どうやらユウカはタイヨウに気があるようで……。元恋人・カノンから、実は子持ちであることを聞かされたタイヨウの対応も、気になるところである。

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