米税関、推定100万円以上の『ポケットモンスター ピカチュウ(未開封)』を破り開けてしまう

 近年では中古ビデオゲームの高額落札が続いており、レトロゲーマーのあいだで盛り上がりを見せている。2021年には状態の良い『スーパーマリオ64』が1億円以上で落札されており、大きな話題を呼んだ。このたび、そんなレトロゲームを購入したファンに悲劇が起きた。

 Twitterユーザーのpripyatbeast氏が投稿した内容によると、同氏の友人が海外から未開封の『ポケットモンスター ピカチュウ』をアメリカに輸入した際、なんとそれを税関が開封してしまったというのだ。しかも税関は梱包に使われていたアクリルケースを破壊し、さらには破られたゲームソフトの箱の写真も投稿されている。

 『ポケットモンスター ピカチュウ』が発売されたのは、1998年のこと。そして、今回のソフトの状態はゲーム査定会社Wata Gamesによって「A+、9.2」の査定を受けていた。現在9.4の評価を受けているものが1万ドル以上(日本円換算で100万円超え)で販売されているため、上記のソフトもほぼ同等の価値であろうと予想されている。

 税関がそのように中身を確認した理由はわかっていないが、Twitterには「ドラッグが入っていると思われた可能性がある」という意見が多いなか、投稿者のpripyatbeast氏は「もしかしたらピカチュウが中に囚われていると思ったのかな?」というジョークをリプライしてる。

関連記事