ヒカル、父親にプレゼントを贈るもさらにお金を無心される　トップYouTuberの一風変わった親子関係

　YouTuberのヒカルが、実父にクリスマスプレゼントを贈った直後に、追加でモノや金銭を要求されたことを告白した。

　2023年1月14日に公開した動画でヒカルは、地元の兵庫県姫路市に帰省した。動画の撮影時期は、昨年のクリスマスシーズン。そこでヒカルは、両親の離婚後に疎遠になったものの、YouTubeの企画きっかけで交流を持つようになった実の父「かつや」さんの元へと訪れ、「何か欲しいものはないか」と尋ねた。最近ゴルフにハマっているというかつやさんは、「強いて言うなら」と前置きした上で、目標地点までの距離を計測するゴルファー用の双眼鏡が欲しいと答えた。そこでヒカルは、かつやさんとともに近所のゴルフショップに来店。高性能な双眼鏡と、ついでに欲しそうにしていたゴルフのピンを贈呈した。

　過去の動画では、8年ぶりに連絡してきたかと思ったら「金に困っている」と金の無心とも取れる発言をしたり、ヒカルから200万円の軽自動車をプレゼントした直後に、自宅の修理のために「200万円貸してほしい」と要求したりと、YouTuberとして成功を収めた息子に対し、遠慮なく金銭的援助を求めてきたかつやさん。今回の買い物に関しては控えめに済ませたかと思いきや、やはりこのままでは終わらなかった。

　15日に公開した「親父にクリスマスプレゼントを渡した翌日に信じられない電話がきた…」と題した動画でヒカルは、「衝撃の出来事が起こった」と切り出した。ヒカルが話したところによれば、14日公開の動画を撮影した直後、ヒカルの実兄「まえす」のケータイにかつやさんから「鬼電がかかってきた」という。その内容は「あれじゃ足りないから、家の屋根の修理代を払うか、ゴルフクラブ一式を買ってくれ」という要求だったそう。

　ヒカルは「すごない！？『めっちゃ感謝してます』みたいな感じやったやん」と言い、「全然そんなことないっていう」「手のひら返しが起こったんですよね。もうちょっと引っ張れたんじゃないかっていう。あの空気感ならもっといけたなっていう感じをバチバチに出してきましたね、かつやが」と呆れた。

　なお屋根の修理に関しては、ヒカルもまえすも「意味がない」と考えているとのこと。その理由は、かつやさんが使用していない家の屋根の修理代を請求しているからであり、しかも本音では自宅をすべて修理したいと構想しているのだとか。ヒカルは「ぶっ飛んでるんですよね。頭。あいつ、ヤバいわ。マジで。変に俺らが優しくするから図に乗っちゃってるんですよね」と非難しつつも、「さすがやなと思った。期待を外してこんなと思ったね。やっぱり、何か起こすのがおとんの良いところやから。普通のおやじを求めてないんでね。そういう意味で、100点の動きだったんかな」と認める旨の発言もしていた。

　そして「今後も年に2～3回ぐらいはおとんに会えたらなと思います。いつ死ぬかわかんないんでね。死んだら死んだで何だかんだ寂しいんで」と父への愛情を覗かせつつ、「元気なうちに会って色んな面白い思い出を作れたらなと思います」と語っていた。

　このように実の父に対し、愛憎入り混じったアンビバレントな感情を抱くヒカルと、その息子の予想の斜め上を行く言動と要求を続けるかつやさん。一風変わった親子関係を構築する2人が今後動画でどんな掛け合いをし、どんなハプニングが生まれるのか。引き続き、注目したい。