日本女子&韓国男子のアピールの違い “あからさま”が好印象?『HEART SIGNAL JAPAN』5話

 第5話では、同じ服を選んだ男女がデートをする“シミラールックデート”が行われた。ある意味で、運試しのようなこの企画。自分が好きな相手とデートができるかは、選んだ“服”に委ねられる。

 平和だったのは、ミサト&ジュウォンと、ミズキ&ヒョンゴンだ。この2組は、お互いにまったく気持ちがない。好きな人が来なかったわけだから、運試しとしては失敗なのかもしれないが、それぞれが恋の協力者を得ることができた。

 まず、映画デートでも同じ作品を選んだミサトとジュウォン。ジヌに想いを寄せているミサトに、ジュウォンは、「人によるかもしれないけど、韓国の男性は自分からアピールされるのが好きだよ」と韓国男子を落とす方法を伝授。

 するとミサトも、「ナナセをデートに誘ってみたら?」と発破をかけ、日本語の誘い方を教えてあげる。シグナルハウスに帰宅してからも、ジュウォンのためにナナセを呼び出してあげるなど、協力者としての絆が垣間見えた。

 また、ミズキとヒョンゴンも、同じ境遇だからこそ、分かり合える部分が多いようだ。意識をしていないからこそ、素直な気持ちを打ち明けることができるのだろう。

 前日の夜、ジヌにラブラインを送ったミズキは、ヒョンゴンと話しているなかで、ミンソプへの恋心に気付いた様子。ほかの人とデートをしている姿を想像した時に、つらいと感じるのはミンソプの方だったのだ。

 一方のヒョンゴンは、誰がどう見ても、マオ一直線。クールなビジュアルを持ちながら、嫉妬心などをむき出しにしてしまうところが、可愛らしい。ミンソプとマオがデートをしているのでは? と勘繰った2人は、お互いの不安を分け合っているようにも見えた。

 2人の予想どおり、ミンソプのもとに現れたのは、マオだった。これまで、ミズキとマオの間で彷徨っていたミンソプ。ただ、恋心としては、マオへの気持ちが大きいような気がする。ミンソプは、ミズキといる時は落ち着いているのに、マオの前だと余裕を失ってしまうのだ。しんどい……けど、好き! という感情の狭間で、葛藤しているのだろう。

 デートをしていても、どこか余裕がないミンソプ。ボディタッチを試みても、外してしまったり……。ミズキとの映画デートの時とは、まるで別人のようだ。それでも、お酒が入ると素直になれるのか、「(マオとデートができて)ベリー最高だな」「僕は、マオに気があるんだと思う」と猛アピールを開始。

 だが、マオからすると、ミンソプの本心が分からないのかもしれない。確かに、彼は2人きりだと気持ちを伝えてくれるが、みんなの前では不器用になる。あからさまなアピールをしてくるヒョンゴンに、初回からずっとラブラインを送り続けているマオのことだ。おそらく、分かりやすいアプローチが好みなのだろう。

 「みんなといる時に、どう接してくれるかがいちばん大事」と言われたミンソプ。この言葉の裏には、“もっとアピールしてほしい”という想いが込められていそう。マオも、気がない相手には言わないはずだ。今回もラブラインは、ヒョンゴンに届くことになってしまったが、ミンソプは巻き返すことができるだろうか。

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