2つ持ちやエントリーモデルとして使いたい。用途によって使い分け、購入できる高コスパなイヤホンとは？
外出先で、自宅で、いまや必需品ともいえるイヤホン。さまざまなメーカーからデザインや機能性まで多種多様なイヤホンが発売されているが、気に入ってはいるけれど気軽には使えない価格帯のものもある。
そんなときに2台持ちとしておすすめしたいのは、GEOから発売されているイヤホンたち。お手頃な価格でありながら、デザインや機能性も優れたエントリーモデルまで揃ったラインナップを軸に、2つ持ちに最適な商品について考えてみた。
中高域もしっかり聴こえる『GRFD-TWS DT06』
高品質の音声通話が可能なQualcommチップを搭載した『GRFD-TWS DT06』は、2,980円（税別）で購入できるコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン。
自動ペアリング左右独立接続やタッチ式センサー、ハンズフリー通話といった基本的な機能も備え、汗や雨にも強いIPX4防水規格になっている。
この価格帯でありながら、中高音域もしっかりと鳴っているが音は軽め。低音域や音の分離間がやや弱く明瞭さに欠ける印象はあるが、入門ならこれで間違いないという文句なしの製品だ。
デザインも洗練されており、細菌の繁殖を抑える抗菌仕様。Type-Cポートで充電が可能で、最大連続約7.5時間の再生が可能となっている。
“アクティブノイズキャンセリング機能”搭載の『GRFD-TWS T39』
『DT06』よりさらにクオリティにこだわりたい方には、ワイヤレス充電（Qi充電）にも対応している『GRFD-TWS T39』。『DT06』よりさらにスタイリッシュになったデザインで、多機能モデルとなっている。
周囲の騒音を軽減し、より静かな環境で音楽や通話を楽しめるアクティブノイズキャンセリング機能も搭載。ハイエンドモデルと比べるとANC機能はやや弱く感じるが、安いイヤホンからの買い替えやANC機能を使ったことがない方には、カフェでの勉強やデスクワークなどの用途におすすめといえる。
中高音域よりも低音域重視で、価格も5,980円（税別）と求めやすい価格帯なのも魅力。IPX5の防水規格のためランニングやスポーツにも最適で、最大連続約8時間の長時間使用が可能になっている。
子どもも嫌がらないストレスフリーな骨伝導ワイヤレスヘッドホン
今回筆者が何よりも気に入ったのがこの骨伝導ワイヤレスヘッドホン。大人用のサイズの『GRFD-BCH200B300』さらに大きな『GRFD-BCH MaxB300』、女性や子どもに最適なミニサイズの『GRFD-BCH KH02』、マイクの付いたハンズフリー通話向けの『GRFD-BCH N6S』がある。骨伝導とは耳に入れて使用するイヤホンとは異なり、骨を通じて直接聴覚器官に振動を送り音を認識させるもの。
試しに5才と3才の息子たちにミニサイズの『GRFD-BCH KH02』を装着してみたところ、ぴったりなサイズ感。約27グラムと超軽量な上に耳を塞がないので、不安にならないことから嫌がることもなく、それでいて音もしっかり聴こえるようだった。「本当に音が聴こえてるの？」と聴いてしまうほど周囲に音はあまり漏れず、子どもたちも不思議な感覚のよう。耳をふさがないので周囲の音が聴こえることで、安心・安全の機能になっている。
女性用を使ったところやや小さかったので、大人用も使ってみたが圧迫感もなく個人的には一番気に入った商品。有酸素運動を毎日しているため、イヤホンが落ちる心配もないネック式が気に入った。
価格は 2,980円（税抜）で、家事をしながら、スポーツをしながらという使い方におすすめ。子どもは学習教材のリスニング等にも向いていると感じた。