ニトリの給電式虫取り器はどれくらい捕獲できる? 紫外線でコバエを寄せつけて吸い込む便利ガジェット

ニトリの給電式虫取り器はどれくらい捕獲できる?

 仕事中に耳元で「プーン」という音を立てながら飛ぶコバエ。気にしないようにするけれど、どうしても気になってしまう嫌な存在だ。虫除けの芳香剤を使ってもよってくるし、捕ろうと思ってもすばしっこくてなかなか捕れない。そんな厄介なコバエを撃退してくれる商品がニトリにある。「USB給電式捕虫器(NTR03 ホワイト)」(以下、「USB給電式捕虫器」)だ。虫を捕る仕組みや実際の使い勝手、そして使う時の注意点を紹介していこう。

軽量で、シンプルな作りのニトリ「USB給電式捕虫器」

USB給電式捕虫器(NTR03 ホワイト)

 「USB給電式捕虫器」の付属品は、USBコード、取扱説明書だ。サイズは幅16×奥行16×高さ11.6cmで、重さは約300g。持った時には「軽いな」と思った。虫を捕るくらいなので、機械自体がもっとずっしりとしているのかと思ったからだ。パーツは大きく分けて2つ。ファンがついている本体と、虫をキャッチする捕獲ケース。

捕獲部分

 捕獲した虫は捕獲ケースに入ってくるので、自分で捨てることになる。電源をとめると獲った虫が出てくるのでは?と思ってしまうが、ネットがあるので虫が逃げることはできない。その点は安心だ。

 「USB給電式捕虫器」は充電式ではないので、ACアダプターを使ってコンセントから電源を確保したり、モバイルバッテリーを使ったりして稼働させる(0.5A以上の電源が必要)ことになる。もし充電ができない場所で使いたい場合はモバイルバッテリーで給電するのがおすすめだ。

「USB給電式捕虫器」でどのくらい捕獲できる?

「USB給電式捕虫器」の使い方はいたってシンプル。USBコードを使って電源を確保したら、上部にあるスイッチを押すだけ。光(紫外線)が自動的に点灯して虫を寄せ付けて、ファンの風圧で一気に吸い込み乾燥死させる仕組みだ。

直径2mmほどに小さく丸めた紙屑はしっかり取れていた

 試しにに直径2mmほどに小さく丸めた紙屑を入れてみると、一瞬で吸い込まれて捕獲ケースの中に入っていった。

 実際に使ってみると、自分よりも少し離れた場所に置いておいた方がコバエが寄り付くように感じた。幸いにも筆者の家には気になるほどのコバエはいないのだが、梅雨明け早々に自分から2mほど離れた場所で2時間ほど稼働させていたらコバエが1匹捕獲できていた。

 屋外でも使いたいシーンがあるかもしれないが残念ながら使えない。故障の恐れがあるからだ。また、大きめのハエになると、捕獲ネットの間を通らなくなってしまこともある。あくまでも室内のコバエがターゲットになってくるだろう。

音は気になる?

 虫を吸い込むファンが回る音は静か。ほとんど気にならない。仕事中に使っていても、音で集中が途切れてしまうことはなさそうだ。

 また薬品や煙を使わないので、匂いがしないのは嬉しい点だ。ただ紫外線のランプが青色に点灯するので、それが気になる人もいるかもしれない。気になってずっと光を見ていると目の痛みや視覚障害となってしまう可能性があるので注意が必要だ。

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