『Apex Legends』世界大会がアメリカで開催 大歓声の中、日本代表Fnaticが4位と健闘

『Apex Legends』世界大会がアメリカで開催

 7月7日から7月10日にかけて アメリカ・ノースカロライナ州ローリーのPCNアリーナで、バトルロイヤルシューティングゲーム『Apex Legends』の世界大会「Apex Legends Global Series(以下、ALGS)」の決勝大会が開催された。

 2回目となる今年の大会は、約2年ぶり、そして『Apex Legends』史上最大規模での開催となった。7月10日に行われた決勝には、前日までの戦いを勝ち抜いた20チームが出場した。

 MCの平岩康佑・大和周平、解説のすでたき(ZETA DIVISION)・Alelu、そして多くの観客が見守るなか、APAC South地域のDarkZeroが優勝。前身のReigniteに続いて世界王者となった彼らは優勝賞賞金の50万ドルを獲得。またAPAC North地域から決勝に出場した日本のFnaticは4位、韓国のαDは10位という好成績を収めた。

 決勝後にはDarkZeroのメンバーに対するインタビューが行われた。4月から5月にかけて開催された前回大会(「Year 2 ALGS Split 2 Playoffs」)は世界的プレイヤーのGenburten選手が新型コロナウイルス陽性のため欠場となったが、今回は彼を含めたチームでの優勝、さらにオフラインで観客を前にしてのプレイということで一同は「最高だった」と決勝を振り返る。また「誰に感謝するか?」という質問には会場に来ていた家族に加え、同じオーストラリアから決勝に参加した Team Burger の名を挙げ、ライバルとの友情を感じさせた。

 その後、実況席を訪れたFnaticもインタビューに応じた。チームを代表してマイクを握った YukaF選手は「前回はやりきれない気持ちがあったけど、今回はやりきって4位だったので悔いはないです」とコメントし、仲間と笑顔を交わす。また決勝までの困難な道のりを「チーム結成から1年ちょっと。さっきもみんなで話したけど感動もの。自分たちで言うのもなんですが、すごい」と満足そうに振り返り、最後は日本のファンに「応援ありがとうございました。本当に励みになりました」と感謝を述べた。

■決勝出場チームと最終順位
1. DarkZero
2. FURIA
3. 100 Thieves
4. Fnatic
5. GMT Esports
6. Spacestation Gaming
7. TSM
8. Alliance
9. NRG
10. αD
11. SCARZ
12. TeamLiquid
13. EXOClan
14. AYMEsports
15. Cloud9
16. OpTicGaming
17. TeamBurger
18. ZETADIVISION
19. iG.International
20. ACEND

■「Apex Legends Global Series Championship」概要
主催:エレクトロニック・アーツ
制作:RAGE(株式会社 CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日)
ゲームタイトル:Apex Legends

■『Apex Legends』(Electronic Arts Inc.)
エレクトロニック・アーツより2019年2月5日に配信開始した3人1組のチームバトル形式、プレイステーション5/プレイステーション4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC用のバトルロイヤルシューティングゲーム。現在、配信からわずか2年でプレイヤー人口は世界で1億人を突破。日本でも人気のeスポーツタイトル。
公式サイト: https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends

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