「VCT2022 Stage2 Masters」日本代表、接戦を制してプレイオフへの望みを繋ぐ　XERXIA戦を終えたNORTHEPTIONインタビュー

　Riot Gamesが手がけるタクティカルシューター『VALORANT』。その世界大会にあたる『VALORANT Champions Tour 2022 Stage2 Masters Copenhagen』が、7月10日より開催されている。

　日本代表チーム「NORTHEPTION」は大会初日に行われた韓国代表「DRX」との対戦で敗北。黒星スタートを喫しており、負ければグループステージ敗退と後がない状態。

　7月13日に行われた大会3日目では、APAC地域代表チーム「XERXIA」と対戦。1stマップ「スプリット」を9-13で落とすが、2ndマップ「ヘイヴン」では13-8で勝利。拮抗した試合展開が続く中で迎えた3rdマップ「バインド」では、延長ラウンドまでもつれこむ大接戦となったが15-13で勝利。次戦へと駒を進め望みを繋いだ。

　試合後に行われた、プレスカンファレンスの模様をお届けする。

ーーDRX戦のあと、チームではどのような話し合いをして今日の試合に臨みましたか？

BlackWiz：さいたまスーパーアリーナの時と同様なんですけど、もう後がないという状態なので、「とりあえず楽しもう」というのと、僕たちも勝ちたいという気持ちはあるので楽しみつつ勝つために「メンタルだけは強く行こう」というのを意識してプレイしていました。

ーーBailコーチはTwitterで「私のミスです」と投稿していましたね。

Bail：選手たちがやりたいと話していた構成があったんですが、準備不足というのもあって「今までの構成で行こう」と決めました。それで上手くいかず、自分のミスだったかもしれないなと思って、そういったツイートをしました。

ーー前回の敗北を踏まえて、対策や準備したことがあれば教えてください。

Derialy：戦術面は相手の傾向などをアナリストが資料をたくさん用意してくれていたので、それをチーム内で共有していました。それと、チームに勢いを付けるために「ナイス」「ナイストライ」など声を出すことをみんなで意識していて、それが良かったのかなと思います。

xnfri：初戦に負けたときはすごく悔しくて、気分も落ちていたんですが、日本で配信を見てくれているファンの皆さんだったり、チームメイトに落ち込んでいる姿を見せるのは申し訳ないと思って。なので今日は全力の笑顔とテンションを高くして試合に挑もうと考えていました。

――1stマップを落としたあと、2ndマップからはDerialy選手にいつものような笑顔が増えてきたように思いますが、どのようにして切り替えましたか？

Derialy：正直、1stマップは納得行く内容じゃなくて少し落ち込んでいたんですが、メンバーを心配させないよう意識して感情を表に出すようにして、それが切り替えに繋がったのかなと思います。