「明日死んだら後悔するものは……」 神堂きょうかが会社を辞め、TikTokフォロワー140万人越えのクリエイターになるまで
今後は、バラエティ番組で「体を張りたい!」
――8月には、オリジナルブランド「unz.style(アンズスタイル)」も立ち上げられて。今までとは違うことをやるフェーズに入っているイメージがあります。
神堂:そうですね。1段ずつかもしれないけど、確実に登っていっている感覚はあります。今後は、バラエティ番組で体を張りたいです(笑)。
――体を張りたい!?
神堂:ふふふ。落とし穴に落とされたいです。ドッキリをかけられたら、売れた証拠かな? って。今のキャラを生かして、徐々に役者のお仕事に繋げたいと考えています。
――さまざまな表情を持つ神堂さんですが、ご自身の魅せ方について悩むことはあったりしますか?
神堂:キャラについては、どうしたらいいのか? って迷うこともあります。敬語を使うと、真面目な感じになっちゃって、静かになるんですよ。それこそ、『よるのブランチ』(TBS系)に出演させていただいたときに、ミキの昴生さんに「こんな可愛い子が体を張るんですよ!」と言われたことがあって。でも、私的には可愛いキャラじゃないから、どう振る舞えばいいのか分からず、可愛い子ぶってしまったり……(笑)。テレビ慣れ、キャラ固めをしていかなきゃなって。
――敬語で話している時に、素の自分を見せづらくなるの、すごく分かります。
神堂:ですよね? それに、私すごい気にしいなんですよ。相手の反応を見て、あれ引かれてるかな? と思うと、こっちも引いてしまったり。向こうが友達って思ってなかったら……と不安になって、知り合いって言っちゃうみたいな。でも、そういうのも含めて、親近感を抱いてもらってるのかな?って。
――自分と重ね合わせて見ているファンの人も多いかもしれませんね。
神堂:だからこそ、どんなに有名になっても、普通の感覚は絶対に失っちゃいけないと思っています。スーパーでは安いの買うし、トイレットペーパーは1番安いの選ぶし! みたいな(笑)。そういう、一般的な考えみたいなのはこのまま発信していこうと決めてますね。変に、キラキラしないように。
憧れの人は竹中直人 いつか「師匠」と呼べるように
――今後、ドラマやバラエティなどテレビの世界に進出していく上で、一緒にお仕事をしたい! と思う人はいますか?
神堂:竹中直人さんが大好きで。勝手にお師匠様と呼んでいるんですけど。共演させていただいて、「師匠」と呼ばせていただけたら嬉しいなって。弟子にしていただきたいという夢があります。
――なるほど。明確な目標があるんですね。では、今までにやっていないことで取り組んでみたいことはありますか?
神堂:今すぐにではないですけど、監督をしてみたいなって。
――監督?
神堂:はい。映像を作ってみたくて。映画など、何か作品を作りたいです。
――面白そうですね! どのような作品を撮りたいとかは決まっているんですか?
神堂:自分の中学生から大学生までに起きたことが、すごくドラマっぽいんですよ(笑)。高校1年生の時にいじめられた経験があって。大学に入っても、またいじめられたり。でも、最終的に野球部のマネージャーで全国優勝したんですよ! スポーツを通して、人生が変わったので。それを、うまく映像化できたらいいなって思っています。
――さまざまなことを乗り越えて、思い描いている未来に向かっている感じがしますね。いつか、見られることを楽しみにしています。
神堂:ありがとうございます!
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