12歳での早すぎる挫折から、日本有数のTikTokクリエイターへ ゆーり🍎🐥(20)に聞く「キュートでクールな快進撃」の裏側
“同じ熱量を持ってできる人”って限られてる
――昨年からはTikTok LIVEの活用も多いゆーりさんですが、この機能をどのように活用していますか?
ゆーり:TikTok LIVEを始めてからも個人的にはあまり大きな変化はなくて、フォロワーさんが増えたという印象でしかないです。あと、海外からのコメントはめちゃくちゃ増えました。最近なくなってしまったんですが、FF外の海外ユーザーと話せる機能は配信していてすごく面白かったです。
――炊き立てご飯(しょーき)さんも同じことを言っていたのを覚えています。
ゆーり:私もしょーきさんの動画を見ていて、すごく面白いなと思ったんです!
ーーそんな炊き立てご飯(しょーき)さんもゆーりさんも出演する『TikTok CREATOR'S LAB. -CROSSOVER LIVE FESTIVAL-』についても聞かせてください。このイベント自体がいろんなクリエイターが集まる、ある意味横のつながりを象徴した催しでもあるわけですが、ゆーりさんが頻繁に交流しているクリエイターさんと、その方とのエピソードについても教えてください。
ゆーり:一番話しているのはほのぴすちゃんですね。ただ、このご時世なので、プライベートでお仕事の話をすることはあっても、動画や写真を撮ろうという風にはならなくて。お仕事を通じてであれば、しょーきさんや伊吹とよへさんなど、色んな方とご一緒させていただいているんですが、そこがなくなっているのは悲しいですね。それまではコラボをきっかけに遊んでご飯にいって、というのが多かったですから。
――ほのぴすさんとは、TikTokについての話や「クリエイターとしてどうなっていくか」のような話題も少なくないのでしょうか。
ゆーり:基本的にそういう仕事や将来の話しかしてません(笑)。
――横の繋がりのなかで、フォロワーさんが多いゆーりさんだからこそ、世代を引っ張っていく人として見られることもこれから多くなるのではと思います。ご自身のなかでは色んな人と一丸となってなにかを成す、ということに興味はあるのでしょうか。
ゆーり:難しい質問ですね……。これはあくまで個人的な意見なんですが、クリエイターさんにはコンビや複数人の方も多いじゃないですか。自分としてはそういう活動形態に挑戦しようと思ったこともあるんですが、“同じ熱量を持ってできる人”って限られてるんだなと感じてしまって。結果的に1人の方が楽という考えに至りました。複数人で活動することで、応援してくれるファンの方が多くなりやすいというメリットはあるんですが、そこから個人としてのファンの方を作っていくのが難しいと思っています。
――なるほど。最後に、プラットフォームの使い分けについても聞かせてください。これまでも現在も様々なプラットフォームを使っているゆーりさんですが、現在はどういう使い分け方を心がけているのでしょうか。
ゆーり:TikTokは色んな方に見つかりやすく、注目を集めやすいプラットフォームなので、今後もフルで活用していきます。そこからInstagramやTwitter、YouTubeも見てもらえればと思っています。ただ、マネタイズのことも考えなければということで、インスタや他では出せない長めの動画を出すためのYouTubeがある、という感じでしょうか。
――あと、Twitterが一番ラフに使っているイメージを受けます。
ゆーり:フォロワーがほかのSNSより少ないというのもありますし、Twitterまで飛んできてくれるのは、それだけコアなファンの方であるということだと思っているので、それを前提としてラフに発信しています。
――ここまでのお話を聞いていて、動画で見せるキュートな印象から一転、戦略家としての一面を見られて嬉しかったです。さまざまなSNSでどこかクールな部分を感じることがあったのですが、その核にはフラットに色んな物事を見ることのできる人であることが大きく寄与しているのだなと思いました。
ゆーり:ありがとうございます。そういう人間になりたいと心がけている、というのもあるんですけどね(笑)。
■イベント概要
「TikTok CREATOR'S LAB. -CROSSOVER LIVE FESTIVAL-」
配信日:2021年7月10日(土)19時〜22時
視聴方法:下記3つの公式アカウント及び出演者のアカウントから無料で視聴できる
Fusion Stage:TikTok Japan公式アカウント
Music Stage:TikTok Musicトレンド公式アカウント
Creator Stage:TikTok CREATOR'S LAB.公式アカウント
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