「スライムスープ」に「天空のステーキ」……話題の「RPGレストラン」は、VRで“味覚”を研ぎ澄ます新感覚エンタメだった

 数年前から「モノ消費」から「コト消費」が移り変わり、最近では様々な業界で体験型コンテンツに注目が集まっている。

 単に商品やサービスを利用することで享受できる満足感や充足感ではなく、そこにストーリー性を織り交ぜ、世界観を創ることで独自性の高いコンテンツとして昇華できるというわけだ。

 そんななか、RPGゲームの世界の「味」を堪能できる新感覚VRコンテンツ「RPGレストラン」という、斬新な体験コンテンツが話題を呼んでいる。

 「イマーシブレストラン体験」を掲げ、RPGの世界に入り込んだような没入感やRPGの世界の食材を使ったファンタジー料理の試食といった「VR×食」を掛け合わせた新感覚な体験が楽しめるという。

 冒険心を駆り立てるRPGの世界観に見立てた未知のレストランとは、一体どのようなものなのか。

 その全貌を知るべく、実際にお店へと足を運んだ。

レストランの場所は非公開。参加者のみが知る渋谷区某所へ


 RPGレストランの場所は非公開となっており、参加者だけに通知される仕組みになっている。参加当日、指定された渋谷区某所へと向かう。

 会場に着くと、スタッフから転生するキャラクターの名前が書かれた紙を渡される。

 そして、階段を降りて受付へ。

 事前に参加者だけに知らされていた合言葉を伝え、RPGレストラン内で支配人から呼称される呼び名を転生書に記入し、秘密の入り口から奥へと入っていく。

秘密の入り口から店内へ入ると、まるで異世界の空間が広がる

 RPGレストランを体験する会場は、中世ヨーロッパを思わせるアンティークな空間や装飾が施され、荘厳で異世界感じる雰囲気だ。

 さらに円卓テーブルには、何やらVR機器の数々が準備されており、「これから何が始まるのか」という高揚感を掻き立てる。

 中では黑ローブを身にまとった魔術師がお出迎え。RPGレストランを楽しむためのサポート役を担ってくれる。

案内役の支配人からRPGレストランの説明を受ける

 そして待つこと数分、支配人が登場。

 RPGレストランの概要や、食材を当てる格付けゲームの説明を行い、日常から非日常のRPG世界へといざなう。

 筆者は「伝説の勇者」という転生キャラクターとしてVR空間へ入ったが、VRゴーグル越しに広がる空間はまさにRPGゲームに出てくるような世界が広がっていた。

 転生した他の参加者が集うなかで、まずは簡単な自己紹介からスタート。

 次いで、ファンタジー料理5品の紹介がなされた。

 こちらが提供されたメニュー名となっている。

・ポーション(ウェルカムドリンク)
・僧侶の気まぐれサラダ(サラダ)
・闇のおつまみ(アペタイザー)
・スライムスープ(スープ)
・天空のステーキ(メイン)
・雷魔法のタルト(デザート)

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