Nintendo SwitchとSwitch Lite、いま買うならどっち? 新色・次世代機の噂などから考える
『Nintendo Switch Lite』の新色発売や、次世代機『Nintendo Switch 2/Pro』のリーク情報などで盛り上がるNintendo Switch界隈。新規購入や買い替えを検討する層にとっては、いつどちらを購入するのか、判断が難しいシーズンとなってきた。
今回取り上げるのは、「『Switch』と『Switch Lite』、いま買うならどっち?」というテーマ。“2つの面”から、いま選ぶべきモデルを考えていく。
『Switch』と『Switch Lite』、機能面の違いは?
まず押さえておきたいのが、両本体の機能面における違いについてだ。どのような環境でNintendo Switchを使いたいかによって、選ぶべきモデルは変わってくる。新規購入や買い替えに悩む多くの方が、この違いを注視しているだろう。
両本体の機能面における最も大きな違いは、「外部出力できるか」という点にある。2019年9月に登場した新モデル『Nintendo Switch Lite』が携帯機としてしか遊べないのに対し、基幹モデルの『Nintendo Switch』は、据え置き機としても遊ぶことが可能だ。そのため、TVなどの大画面に出力して楽しみたい場合には、自ずと『Nintendo Switch』を選ぶことになる。『Nintendo Switch Lite』ではこの仕様上、ローカルでのマルチプレイにも対応していない。
一方で、TVから離れた場所でのプレイしか想定せず、オフラインマルチプレイもおこなわない場合には、価格面で優位な『Nintendo Switch Lite』がファーストチョイスとなってくる。両本体の間には希望小売価格で1万1,000円の開きがあるため、上述の環境に限定して使用するならば、あえて据え置き型を選ぶ必要はない。その上で、『Nintendo Switch』が選択肢にあがるとすれば、「画面がひと回り大きい」「バッテリーの駆動時間が1.5~2時間ほど長い」「Joy-Conが付属される」「携帯モードでは遊べないソフトがある(※)」といった点を魅力に感じるケースだろう。そのようなときは、携帯機としてのみ使用するとしても、据え置き型の購入を検討する価値がある。
また、ゲーム配信を考えている方は据え置き型を選ばなければならない。システムにブロードキャスト機能を持たないNintendo Switchでは、配信をおこなうにあたり、PC(キャプチャーボード)を経由する必要があるからだ。外部出力できない『Nintendo Switch Lite』では現状、ゲーム配信をおこなえない。この点にも注意が必要となる。
※『スーパー マリオパーティー』『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』『ジャンプロープ チャレンジ』『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit(バラエティキット)』『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit(ロボットキット)』『Nintendo Labo Toy-Con 03: Drive Kit(ドライブキット)』の6タイトルは、携帯モードでのプレイに制限がある。