Twitterのミュート機能にバグ発生 話題作のネタバレに怯える声も

 Twitterのミュート機能にバグが発生していることがわかった。

 米メディア『BuzzFeedNews』によれば、Twitterは現在バグの修正に取り組んでいるという。ただし同社は、バグの発生時期や、影響を受けたアカウント数、修正にかかる時間についての回答を拒否している。この問題はアプリ版と、Webブラウザ版のどちらにも見られている。

 通常であれば、Twitterで単語やフレーズをミュートすると、そのワードは通知やタイムラインから非表示となる。そしてこれまでのデフォルト設定では、「ミュート対象」は「すべてのアカウント」だった。しかし今回のバグにより、このデフォルト設定が「フォローしていないアカウント」に変更されてしまった。これによって、フォローしているアカウントからのミュートワード避けができなくなったのだ。

 ただ、手動で「すべてのアカウント」にチェックを入れれば再び元の仕様に戻すことができる。それでもデフォルト設定が突然変われば、ユーザーは混乱するだろう。

 ミュート機能のバグで起こるのが、“ネタバレ問題”だ。

 米国の作家、Claire Willett氏は、マーベルの最新ドラマ「WandaVision(ワンダヴィジョン)」のネタバレを避けるべく、関連ワードをミュートにしていたという。しかしタイムラインには続々と「ワンダヴィジョン」情報が流れてくるため、彼女はしばらくTwitterから離れなければならなかったと嘆いた。

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