地上波&YouTubeで明かされたヒカルの真実 盟友が証言「彼はカリスマを演出した結果、本物のカリスマになった」
「カリスマとは……俺のことですね。正直、たまに思うことがあるんですよ。カリスマとヒカルってどっちが先に生まれた言葉なんだろうと」
これは1月11日に放送されたYouTuberヒカルの密着ドキュメンタリー番組『職業カリスマ ~YouTuberヒカルの光と影~』(TOKYO MX/YouTubeで同時公開)の結びに、ヒカルが冗談めかして語った言葉だ。
チャンネル登録者数は420万人を超え、動画の総再生回数は30億回以上を誇るYouTuberヒカル。番組はヒカルの生き様に迫った内容で、YouTubeの撮影現場、2019年に立ち上げたファッションブランド「ReZARD」の仕事の様子、さらに慈善活動を続けている理由などが惜しげもなく公開された。
今では名実共にトップYouTuberとなり、宮迫博之(雨上がり決死隊)や手越祐也といった著名人とたびたびコラボ動画を撮影するほどの影響力を持っている。ヒカルはYouTuberになった理由を「シンプルに人気者になりたかった。影響力が欲しかった」と明かした。つまり描いていた理想が今では現実になっている。
番組では“ヒカルのルーツを訪ねる旅”も展開された。これまで動画撮影で関わった店舗のスタッフは誰もがヒカルを気さくに迎え、昔話に花を咲かせる。その中でヒカルのチャンネルに欠かせない存在の「遊楽舎」(ヒカルがチャンネル立ち上げ初期のころから懇意にしている兵庫県・姫路市にあるカードゲームショップのこと)店長も登場した。店長は、ヒカルの動画を見て訪れた女性と結婚した。まさにヒカルが繋いだ縁だ。
しかしヒカルはヒカルで、「遊楽舎」店長に相当な恩を感じているという。YouTubeチャンネルを立ち上げてから1~2年の頃は週に4日はお店を訪れ、撮影を行った。店長は仕事で疲れ切っていたのにもかかわらず深夜2時からの撮影にも付き合った。ヒカルはそんな店長について「(遊楽舎の)店長がいたから、YouTubeでここまで来ることができたと思っている」と素直な思いを口にした。