『水溜りボンドANN0』第6回おさらい 三四郎・相田に目をつけられた二人「トミーは天才、カンタはかわいい」
人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がつとめる『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第6回目が5月7日放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集め、レギュラー放送開始から1ヶ月間、毎週Twitterの国内トレンド1位を記録し続けている。今晩の放送を前に第6回放送を振り返り、今後に向けたポイントをお伝えしたい。
<これまでの振り返り>
■第1回おさらい バズを起こした初回放送の内容は?
■第2回おさらい “ガチ勢”リスナーとのバトル!
■第3回おさらい ナイナイ岡村との距離は縮まるか?
■第4回おさらい 輝き出したフリートーク
■第5回おさらい リスナーにいじり倒されるトミー
■第6回を「radico」のタイムフリー機能で聴く
ついにカンタが覚醒!?
放送が始まってから早1ヶ月。深夜ラジオリスナーに相方トミーが愛を持ってイジられ出した矢先、水溜りボンドのブレーンであるはずのカンタがなぜか深夜ラジオリスナーに“不発”。「普通」「イジる場所がない」などの逆イジりを散々受けるなか、この日はカンタが今までにないキャラクター感で爆発した。
というのも、前回放送でリスナーに指示された、ある意味罰ゲームとも取れる“全長2mのバカデカい羽を着け、おでこに卍と書いて面白くなる”というムチャブリを忠実に実行。トミーの「皆が笑ってるのは一周回ってるだけだから!」というのにもめげず、「“嫌がる”と言うのはもはや古い、新しいフェーズに行こうぜ!」という謎の前向き発言を残し、“俺、オモロイやろ?”オーラ全開で1時間半の放送に挑んだのだ。
自分にようやくスポットが当たったことに喜びを隠せないカンタは、コロナウイルス感染防止に設置されたアクリル板に、あたかも鳥のようにバンバン羽をぶつけながら高揚状態。とにかくカンタが嬉しそうでよかった……と、温かく見守るYouTubeファン層と、カンタを煮るなり焼くなり徹底的にイジるラジオリスナーのコントラストが、水溜りボンドの新境地を見せた。(カ、カンタ、それでいいのか!?)
吉本との業務提携にも言及
水溜りボンドをはじめ、人気YouTuberのHIKAKINやはじめしゃちょーらの所属事務所であるUUUMが、先月28日に吉本興業との業務提携を電撃発表。昨今、多くの芸能人やお笑い芸人らがYouTubeに参入する中で、YouTubeがさらに次のステージに向かうであろう大発表に世間的にも激震が走った。
「僕らもまだ今後どういう発展があるかは分からないが」と前置きした上で、二人もこの話題に言及。トミーの発言を要約すると、「UUUM設立から約7年。カジサックさんや宮迫博之さんをはじめ、多くのお笑い芸人達が自分たちのYouTubeチャンネルを持つ時代になる中で、自分たちYouTuberが培ってきたノウハウが必要とされるタイミングが来た。それと同時に、YouTuberがYouTubeというプラットホームから外に出ていくために、吉本の全国各地にある舞台や媒体もまた必要である」という。
YouTubeを愛する筆者も心配していたことだが「“芸能人”というTVを主戦場としていた知名度や集客力を持つ人たちが多くYouTubeに参入してくる中で、果たしてこれまでコツコツ土台を築き上げてきた“YouTuber”はどうなってしまうのか?」というリスナーからの心配に対しては、UUUMの社長である鎌田和樹氏からクリエーターに直接連絡があったとして、「水溜りボンドや他のYouTuberが大切にされなくなるわけじゃない」と強調。「僕らも一大人であり、もし活躍できなくなったら、それは単に力不足で、今回の提携も“一つのYouTubeドリーム”」であるとファンの心配を丁寧に解いてくれた。
三四郎・相田周二の「しゅーじまんチャンネル」を絶賛
様々な芸能人がYouTubeに参入してくるなか、二人が絶賛したのは、同じくANNパーソナリティーである人気お笑いコンビ・三四郎の相田周二が今年3月から始めた“しゅーじまんチャンネル”だ。
二人は「いろんな芸能人がコンセプトを持って始めてる中、大食いでもなく早食いでもなく、ただご飯食べてるんですよ!」と紹介。コロナウイルスの影響で、チームを組んでいるYouTuberや外ロケなどの大型企画をメインにするYouTuberたちが苦戦しているなか、「まるでこの状況を予測していたかのような、今一番コンテンツに影響がないチャンネル! 読みが当たってる! 確実に天才」と絶賛した。
“ただご飯を食べるだけ”から始めているため、「ゲーム実況とか少しジャンルを広げてくれるだけでめっちゃお得な気持ちになる!」とも。そして放送中には、“しゅーじまん”こと相田がTwitterで続々と反応。かつてCreepy Nutsや菅田将暉らを自らの養分として毒牙にかけてきた貪欲な相田に水溜りボンドが捕まってしまった形とも言えるが、双方のファンとしてはコラボを期待して待ちたい!