iPhone 12はiPad Proに似ている? 多くの仕様に共通点か

 大幅なアップグレードが行われるといわれる次期iPhone 12上位モデルは、複数の点で新型iPad Proに似ている可能性があることが分かった。

ボディ側面がフラットに

 『Appleinsider』は「Appleの新型iPhone 12は、iPad Proに似ている可能性」というヘッドラインで報じている(参考:https://appleinsider.com/articles/20/04/13/apple-to-use-ipad-style-chassis-for-iphone-12-and-launch-smaller-homepod)。

 Appleは、2020年の終わりにかけて、4つの新しいiPhoneをリリースすることを計画していると言われている。

 2モデルは、現在のiPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxにかわるハイエンドモデルだ。残りの2つは廉価モデルで、どちらも現行iPhone 11の後継機種になるという。

 少なくとも2つのハイエンドモデル、そしておそらくは全4モデルが、側面が現在の丸みを帯びたものからステンレス鋼のフラットなエッジに置き換わると思われる。

 それに加えて、コーナーは、より鋭角に丸みを帯びて、iPhoneの新しいシャーシは、現行iPhone 11と2012年のiPhone 5の両方を思わせるものになるという。

ローエンドとハイエンドの差別化が進む?

 『TechRadar』は、Appleがリリースすると言われている4つのiPhone 12モデルのうち、ローエンドバージョンの2モデルは、それぞれ異なる画面サイズで、これらのデザインはフラットエッジを備えていない可能性ががあると指摘する。

 それにより、通常のiPhone 12とiPhone 12 Proのデザインがさらに区別されるという(参考:https://www.techradar.com/news/the-iphone-12-pro-could-look-like-a-mini-ipad-pro-and-the-homepod-2-could-be-tiny)。

 以前のリークにもあったように、iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxには3つの背面カメラとLiDARスキャナーが備わっており、低価格の2つのiPhone 12モデルは背面カメラ2つのみになるようだ。

 AIやARの高速化に重点を置いた大幅なプロセッサのアップグレードも行われるようで、またこれら4台のiPhoneは、現行のiPhoneよりもノッチが小さい可能性が高いという。

 iPhone 12 Pro Maxの画面は、6.5インチiPhone 11 Pro Maxよりも僅かに大きくなると言われている。iPad Proの11インチと12.9インチには及ばないが、大型化はiPad Proにやや近づいたという言い方もできる。

 これは近年、より大きなサイズのスマホが好まれるという傾向も反映していると言えるだろう。

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