『ドラ恋~Bang Ban Love~』第11話ーー波乱の投票を経て、最終話の主役決定! 物語はクライマックスへ

 迎えた本番、チワも全力を出し切り最初で最後の主役を熱演していた。撮影終了後に「ありがとう」とハグし合うチワとはづきには、互いの頑張りを称え合う「仲間」「同士」という爽やかな空気が流れていた。

 それを証拠に、チワはインタビューでも「恵子を本当に愛しく想えたし、このドラマを撮ったことで気持ちには区切りがつきました。はづきちゃんには好きな人がいることを知ってるし応援したい。幸せになってほしい」と清々した様子で話した。

 一方ほくとは「俺的には最後はづきとやりたかったな。ラストチャンスだったし。うん、悔しい」、たすくも「やりたかったっすね。良いシーンやし。配役決まってからも脚本何回も読み返して思いましたけど、やっぱりやりたかったっすね」と、仲間の健闘を称えつつも、それでも拭いきれないやり切れなさを口にした。

 この3人の男性の矢印の先にいるはづきは「はづき自身の好きな人は中盤から変わってないです。女子から(の告白だったら)気持ちを伝えたいです」と、もうすでに気持ちは固まっているようだった。

 次回はいよいよドラマだけでなく、8人のリアルな恋愛関係に白黒をつける最終回。舞台は初めて初期メンバーが顔を合わせた劇場、女子から男子への本気の告白が待っている。

 女子から告白したい相手を指定し、ドラマ仕立てのラストシーンを演じるのだが、今回から新ルールが適用。これまでは全員の前で告白し、告白成立の2人のみがドラマ仕立てのラストシーンに出演して「本気のキスシーン」を演じていた。それが今回からは、告白自体をドラマ仕立てのラストシーンとして撮影し、告白成立ならそのまま「本気のキス」となる。そのため女子全員が告白したい相手と、2人きりでドラマに出演できることになる。

 また、告白相手が重複していても全員が2人きりで撮影でき、告白順はくじ引きで決まる。

 ナレーションでも流れた通り、「それぞれが紡いできた2人だけの物語。そのラストシーンは失恋の涙? それとも本気のキス?」……人それぞれにどんな結末が待ち受けるのか、この目に焼き付けたい。

■楳田 佳香
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで2019年の劇場鑑賞映画本数は約80本。Twitter

■番組情報
『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~』
毎週土曜よる11時よりAbemaTVにて放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
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(c)AbemaTV

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