聡太との共通点から感じる社長への期待 『テラスハウス』第33話未公開映像

「結構ガンガンいきますね」

 本編33rd WEEKでテラスハウスにやってきた「社長」こと新野俊幸。彼は現在30歳で、「EXIT」という退職代行サービスを運営している。入居してすぐの自己紹介で、自身が経営している会社について饒舌に説明していた社長。スタジオメンバーからは早速、「企業説明会になっちゃったよ」「この説明のシーン、長くね!?」「長めに語るね」と指摘が入る。その様子を見て、一部の視聴者からは「聡太先生」こと河野聡太を彷彿するという声が上がっていた。

 聡太先生とは、約3カ月間テラスハウスで過ごす中で、「俺のメガネを選ぶ会」をはじめ「聡太節」と呼ばれる数々の迷言を残してきた『TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS』(軽井沢編)のメンバー。20歳で同い年の女性と授かり婚をし、約2年で離婚という経歴を持つ。入居当時は、ゲームアプリ等を扱うIT系で働く25歳の会社員だった。

 そんな聡太先生は、17歳のときに『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』のAOKI賞を受賞しているだけあって、端正な顔立ちをしている。だが、配慮に欠ける上から目線な言動が女性メンバーの反感を買い、告白以前にデートすらしてもらえないという前代未聞な状況を生み出した。ある意味、『テラスハウス』の歴史に爪痕を残した一人だ。

 そして、聡太先生もまた入居後すぐの自己紹介で、自身の仕事についてつらつらと語り、スタジオメンバーから「めっちゃ喋るじゃん!」「打席がめちゃくちゃ長い!」「どこでもマーケティング」と突っ込まれていた。聡太先生と社長はどことなく同じ匂いがする。つまり、テラスハウスでの社長の未来は危うい……かもしれない。

 本編33rd WEEK(社長入居回)では、まだそこまで社長の癖の強さは出ていなかった。だが、本編34th WEEKで早速“ヤバさ”が露呈し始める。「おっぱいが好き」だと公言する社長が、新メンバーの吉田夢がナイスバディだという情報を仕入れると、まだ会ってもいないのに気になると主張。極め付けには、夢の帰りを一人リビングで待ち伏せし、帰宅した彼女に瓶ビールを差し出して、さりげなく3度も“間接キス”をするという始末。

 これには、この週ゲストだった永野芽郁をはじめ、スタジオにいた女性陣、ひいては男性陣まで悲鳴をあげていた。このショッキング映像たるや……。スタジオメンバーの山里亮太(南海キャンディーズ)から、「『半分、青い。』が『心底、キモい。』に…」という名言が飛び出すほど、凄まじい威力だった。

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