電子和太鼓『TAIKO-1』含め、“ワクワクする”楽器満載のローランド2020年春新製品発表会に行ってきた

 また、BOSSのギター・シンセサイザー『SY-1000』のプレゼンテーションでは、ギタリスト屋敷隆一によるパフォーマンスが行われ、アナログシンセを思わせるファットなサウンドや浮遊感たっぷりのパッド・サウンド、きらびやかで粒立ちのよいブラス・サウンドなど、豊富なプリセットを組み合わせた多彩なギターシンセ・サウンドを披露。チョーキングやビブラート、ハーモニクスなどギターならではのプレイスタイルを巧みに織り交ぜ、鍵盤演奏では表現できないようなサウンドを作り出していた。ちなみに「SY-1000」は、ギターだけでなくベースにも対応。全てのプリセットがベース用に切り替わるなど、それぞれの専用モードを兼ね備えているという。

 ほかにも、アコースティック・ドラムの存在感と電子ドラムの機能性を兼ね備えた新しいV-Drumsや、高い演奏性能をコンパクトサイズに凝縮した88鍵のステージピアノ、人気のKATANA Ampシリーズの最高峰モデルなどワクワクするような新製品が次々に紹介され、プレゼンテーションが終わった後も、会場の試奏フロアには閉場時間まで大勢の人々が残っていた。

■黒田隆憲
ライター、カメラマン、DJ。90年代後半にロックバンドCOKEBERRYでメジャー・デビュー。山下達郎の『サンデー・ソングブック』で紹介され話題に。ライターとしては、スタジオワークの経験を活かし、楽器や機材に精通した文章に定評がある。2013年には、世界で唯一の「マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン公認カメラマン」として世界各地で撮影をおこなった。主な共著に『シューゲイザー・ディスクガイド』『ビートルズの遺伝子ディスクガイド』、著著に『プライベート・スタジオ作曲術』『マイ・ブラッディ・ヴァレンタインこそはすべて』『メロディがひらめくとき』など。ブログFacebookTwitter

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