どうやら佐久間に関しては、振りを間違えたのではないかという疑惑も。「（タイミングが）ズレてた！」という指摘に、「アレンジ！　アレンジ！」と言い張る佐久間の図も、マルチアングル映像があればこそ生まれたワチャワチャだと思うと、実にありがたい機能だ。

　目黒蓮のツヤツヤヘアの天使の輪、コンビニのドアを通り抜けるかのような渡辺翔太の前進姿、マッシュルームで可愛いとイジられる向井康二、「あざとい」と物言いがついた阿部亮平の笑顔、メンバー放心の爆イケなラウール、いつでもどこでもロイヤルな宮舘涼太、子分をつれていそうなオーラの岩本照、前転の動きが怪しいとツッコまれる深澤。それぞれがちょっと照れくさそうに見ているところも愛しい。

　こんなところで飛び込み前転を取り入れていたのか。この人がここまでフォーメーションチェンジで動いていたのか……など、何度見ても驚きと感動が発見できるMV。メンバーが語る収録時の裏話も相まって、思い入れの強い作品であることも改めて伝わってくる。ぜひとも、このマルチアングル映像鑑賞会は、恒例行事として2作目以降も続けてほしいものだ。

　全体のMVを見て、マルチアングル映像で一人ひとりの動きを見て、その反応をYouTubeで見て、ファンから寄せられたコメントで「え？　どれどれ！？」と、また再生ボタンを押して……と、まさにエンドレスに楽しめる。1月22日以降は、大忙しとなりそうだ。