『ジュラシック・ワールド』『ハリー・ポッター』……映画を題材にしたARゲームの魅力

 『ゴーストバスターズワールド』では、ゴーストを捕獲&収集する。捕獲は、原作のようにプロトンビームを撃って弱らせたゴーストを、捕獲機(トラップ)で捕まえる。捕まえたゴーストたちは、育成してストーリーモードなどで戦わせることが可能だ。ゴーストの育成のほかに自身の武装も強化することができ、さらには時間と場所を限定してポップするボス級のモンスターを周囲のプレイヤーと協力して倒すレイド戦なども存在し、各ゲームで、原作の世界観の構築も最大限意識した作りこみがなされている。

 そして、先日PVが投下され話題となった『ハリー・ポッター:魔法同盟』は、2019年の配信が予定されている。『Pokemon GO』の開発元であるNiantic Inc.とWB Games San Franciscoが共同で開発する本作は、呪文を学び、街を探索しながら伝説のビーストたちと戦うといった、J. K. ローリングの描いた魔法の世界を再現する。

 現実世界や夢や冒険を生み出す映画は、現実を拡張するARコンテンツと相性がいいのだろうか。今後もこういった開発ラッシュは進んでいくと思われる。いずれは各ゲームで、相互に交流を持つことのできるユニバースが構築されたら夢のようだろう。

(文=安田周平)

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