『Marvel’s Spider-Man』の予習にうってつけな映画『スパイダーマン』がサム・ライミ版な理由
成熟したようでまだまだ非モテ感を残すピーター
『Marvel’s Spider-Man』のピーターはヒーローデビューしてから8年目のベテラン。ヒーローもすっかり板についてきたピーターだが、女性との接し方にはまだ不安が残る。
今回のゲームではピーターとMJは「付き合っていたけど今は別れている」状態だ。ストーリーを進めるうちに二人は再接近していくのだが、サム・ライミ版を見ているとその時のピーターの煮えきらなさについほくそ笑んでしまう。
また今回のピーターはシルバー・セーブルやブラックキャット、それにユリ・ワタナベと女性キャラクターに翻弄される。女難は蜘蛛に咬まれても治らないようだ。
サム・ライミ版「スパイダーマン」を愛を知る全ナードに捧ぐ
冗談でも何でも無く、サム・ライミ版「スパイダーマン」はスパイダーマン入門にうってつけの1本だ。もちろん映画とゲームで設定が直接繋がっているわけではないが、ピーターのアイデンティティの大きな部分を占める「ナード」を理解することで、(妄想を含め)より豊かなゲームプレイが楽しめるはずだ。
※サム・ライミ版「スパイダーマン」はhulu、U-NEXT、プライムビデオ(有料レンタル)などの配信サービスで視聴可能(2018年9月27日現在)。
■脳間 寺院(のうま・じいん)
京都生まれポケモン育ち、ボンクラオタクはだいたい友達。「ゲームをもっと面白く」をモットーに記事を書くゲームライター。最近セーブデータがよく消える。
Twitter:@noomagame
■Marvel’s Spider-Man
発売日:好評発売中
価格:パッケージ版 希望小売価格 6,900円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 7,452円(税込)
ダウンロード版 デジタルデラックス版 販売価格 9,612円(税込)
ジャンル:オープンワールドアクションアドベンチャー
フォーマット:PlayStation 4
CERO:C(15才以上対象)
(c)2018 MARVEL
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