「世界自殺予防デー」にあわせ、Twitterが自殺防止のための取り組みを発表

 9月10日の「世界自殺予防デー」にあわせて、日本では10日から16日までが「自殺予防週間」となっている。毎年、この9月10日には自殺防止の認知向上のために世界中でさまざまな活動が行われており、今年のテーマは「自殺予防のための協力」だ。

 そんなか、Twitterが公式ブログにて、「世界自殺予防デー」の案内を行った。Twitterを通じて悩みを抱えている利用者が発見され、必要な支援を得るための助けになることは重要であるとして、「自殺」と検索すると東京自殺防止センターに助けを求めるよう勧める案内を提示するなど、安全性への取り組みもまとめられている。

https://blog.twitter.com/official/ja_jp/topics/events/2018/WSPD_2018.html

 また、Twitterのメンタルヘルスパートナーである、東京自殺防止センターからもメッセージが届いている。こちらもあわせて確認し、多くの人にとって身近なツールとなったSNSを通じた社会貢献活動の現在を知ってみてはいかがだろう。

東京自殺防止センターコメント

 今年の1月に #Thereishelp でTwitter Japanのメンタルヘルスパートナーとして協力するようになり、さらに多くの方々から相談を受けるようになりました。なかでも相談すること自体がはじめてという10代~20代の相談が特に増えています。

 やり場を失い自殺しかないと絶望している方、あるいは自傷行為をして苦しんでいる方々にとって、ご自分のつらい気持ちを安心してありのままに話せることは重要です。相談を通じてのそうした方のサポートができますので、相談数の増加は喜ばしいことです。

(文=編集部) 

関連記事