中居正広、フィッシャーズの魅力を知りYouTubeに関心 「自分が出るんだったら、何をやるんだろうなあ」

 7月30日深夜放送の『なかい君の学スイッチ』(TBS)に、人気YouTuberグループ・フィッシャーズが登場。その魅力をMCの中居正広、サンドウィッチマン伊達みきお&富澤たけしの“ガラケー三銃士”に伝えた。

 この日、番組では「一本の動画で人生が変わった人」を紹介。ゲーム実況動画で再ブレイク中の芸人・ゴー☆ジャス、ファッションアプリで若者のカリスマになっている元・モーニング娘。の高橋愛、フィンガースナップ=指パッチン動画で世界中から絶賛されている藤村聡之さんなど、動画やSNS、アプリをきっかけに人生が大きく変わった有名人にスポットが当たるなかで、冒頭に取り上げられたのがフィッシャーズだ。

 5月28日深夜放送の同番組でも動画が紹介され、中居が「今度、スタジオに呼んでよ」と興味を示していたフィッシャーズ。この日はその言葉通り、リーダーのシルクロード(シルク)をはじめ、ンダホ、モトキの3人がスタジオゲストとして出演した。進行役のフルーツポンチ・村上健志は、「ただの兄ちゃんだと思われるかもしれないですけど、めちゃくちゃ凄いですからね」と一言。「渋谷原宿に行ったら、3人(中居とサンドウィッチマン)よりも全然人気がありますから」との言葉に、中居は「俺も入ってんの!?」と不服な様子。しかしその後、「でも、本当に(フィッシャーズのことは)聞く」と納得していた。

 番組では、グループの成り立ちをまとめたVTRが流された。もともと中学校の仲良し同級生だった7人のメンバーが、6年前、ある動画を投稿したことからはじまり、現在では総再生回数50億回という人気者になっていることが伝えられる。その人気はいまやYouTubeにとどまらず、アーティストとしてメジャーデビューも果たし、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に出演。イベントでは1万2千人を動員し、国民的コミック『ONE PIECE』とのコラボも行うなど、幅広い活躍ぶりに、スタジオからも感嘆の声が聞かれた。

 そんな彼らが最初に投稿した動画は、メンバーが真冬の川に飛び込み、はしゃいでいる様子を撮影したものだ。

フィッシャーズの始まり

 これは中学校の卒業記念として撮られた思い出ビデオで、世間に広めようとしたわけではなく、保存先がたまたまYouTubeだった、ということだ。この動画を皮切りに、その後も特に「有名になろう」という意図はなく、彼らはただただ、楽しい思い出を記録に残すべく動画投稿を続けた。そんな動画が多くの視聴者を巻き込んでいき、街頭インタビューでは「本当に仲が良さそうで、身近に感じて面白い」「友だちになりたい」「自分も混ざりたくなる」などの声が寄せられていた。また、オリエンタルラジオの中田敦彦が彼らを「いま一番のライバル」と公言したり、芥川賞作家の辻仁成が彼らに憧れてYouTuberデビューしたりと、その影響は芸能界にも及んでいる。

 中居は「今の動画を見ても、プロの芸人であるサンドウィッチマンはピクリとも笑わないね」と、少し意地悪なコメントをする。シルクも「すごい冷たい目で……」とそれに乗っかり、富澤は「いや、最初の動画、ただ遊んでるだけじゃん。あれ、面白いんすか?」、伊達は「全然面白くない」と一言(もちろんネタで、フィッシャーズは大喜びだ)。富澤が「この場にいることをどう思ってるの」と聞き、シルクが「テレビで観てた人ばかりいるし、サンドウィッチマンさんもライブDVDとか観てたんで……」と答えると、サンドウィッチマンの2人は「いいやつじゃん」「さっきのVTR、すげえ面白かったよ」と手のひらを返していた。

 “ガラケー三銃士”がYouTuberに興味を持ち始めたところで、フィッシャーズに気になる質問が投げかけられる。「YouTuberをずっと続けるの?」という質問に対して、シルクは「やれるだけやってみたい」と回答。撮影のペースについては、「多い時に1日5本~8本。楽しくなっちゃって」とのことだった。また、「テレビのバラエティはどう見ているのか」との質問には、「テレビを観て育っているので、僕たちは高い存在として見ています。テレビはテレビで、YouTubeはまた別かな」と語っていた。伊達に「(隣に座っている)狩野英孝も、やっぱり自分より高い存在として見てるの?」と問われたフィッシャーズの3人が、無言で狩野を見つめ、笑いが起こる一幕も。

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