人気YouTuber・水溜りボンドが、UVERworldとの“間接的コラボ”企画を行なった。

　水溜りボンドは、大学のお笑いサークルで出会ったカンタとトミーによるYouTuberコンビ。過激な動画に走ることなく、およそ3年半、コツコツと1日も欠かさず動画を投稿し続け、現在のチャンネル登録者数は310万人を超える。“YouTube界のNHK”と呼ばれるほどクリーンなイメージで、企画力の高さと誠実な人柄から、周囲のクリエイターからも一目置かれている存在だ。

　大半の動画で企画・編集を手がけているカンタは、UVERworldの大ファンとして知られる。そして7月20日、満を持して公開されたのが、『死ぬほど好きなUVERworld出てくると思ったら「マジで知らん人」出てくるドッキリww』と題された動画だ。

　カンタはこの動画で、将来の夢が「サラリーマン」だった自分が、新たな夢に向かって一歩を踏み出せたのは、UVERworldの楽曲があったからだと熱く語った。毎日動画投稿を続け、100kmマラソンにも挑戦したのも、ボーカル・TAKUYA∞が毎日10km走っている、というエピソードに影響されてのことだという。

　そして今や、チャンネル登録者数310万人という人気者になり、「今の僕ができることがあるんじゃないか」と考え、さまざまな場面でUVERworldへの思い入れを語っていたところ、先日リリースされた、UVERworldの約9年ぶりとなるベストアルバム『ALL TIME BEST』が、なんと100万円分届けられたそうだ。あくまで貸し出しということだが、このCDの山を使って何か企画ができないか、という相談があったという。

　そこでカンタは、水溜りボンドの二人と仲が良く、同じくUVERworldの大ファンである「東海オンエア」（同じくチャンネル登録者数300万人を超える人気グループだ）のとしみつにドッキリを仕掛けることに。動画タイトルからわかるように、いかにもUVERworldのメンバーが登場しそうな雰囲気を作り、回転扉から全く知らない人が登場する、という内容だ。詳しくは動画をチェックしてもらいたいところだが、「メンバーに会えるかもしれない」と、手が震えるほど緊張し、“全く知らない人”の登場後も、関係者なのではと探り探りトークを展開しようとするとしみつの姿が面白い。