HUAWEIが安価&ハイスペックの新機種「Honor 10」を発表 日本展開も期待!

 HUAWEIが4月19日、若者をターゲット層とするHonorブランドの新機種「Honor 10」を発表した。

 「Honor 10」は今年のフラグシップモデルとして登場した「HUWAEI P20」をベースとしたモデルだ。そのため、ベースとなるスペックは「HUAWEI P20」と似ている。SoCに「Mate 10 Pro」や「HUAWEI P20 / P20 Pro」に搭載したKirin 970を採用しており、NPUと呼ばれるAI専用の処理プロセッサーを内包。AIはカメラで撮影する際のアシスタントになるほか、ユーザーの使い方にあわせて本体の性能やバッテリー消費電力を最適化してくれる。

 「Honor 10」はカメラにも気合いが入っており、2400万画素(モノクロセンサー)と1600万画素(カラーセンサー)によるデュアルカメラ構成だ。「HUAWEI P20」に搭載された、いわゆるライカカメラというわけではないが、同程度のカメラ性能に期待が持てそうである。

 なお、セルフィーカメラは2400万画素。セルフィーにもAIによるアプローチがかけられており、多人数や個人による撮影も、よりきれいに写るよう最適化されるという。また、ポートレート撮影においては、iPhone Xのように様々な照明効果を選択できるようになった。そのほか、最近話題のAR撮影などにも対応している。

 5.84インチ(2,280×1,080ドット)のワイドディスプレイを搭載した「Honor 10」は画面の切り欠け(ノッチ)になっており、顔認証とフロント部に配置された指紋センサーによる2つの生体認証が利用できる。

 そして「HUAWEI P20」との大きな違いとも言えそうなのが、イヤホンジャックの有無だ。「HUAWEI P20」では排除された3.5mmオーディオジャックが、「Honor 10」には搭載されている。そして、旭化成の「AK4376」Hi-Fi DACを積んでおり、高音質なオーディオ再生に期待できる。

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