『南田南弁護士は天才肌』ヒットを確信した3つの理由 『ウ・ヨンウ』の大ファンが分析

そして3つ目は、シリアスな法廷シーンのなかにちりばめられたコメディ要素だ。クスッと笑える場面が絶妙なタイミングで差し込まれているからこそ、決して堅苦しくならない。
なかでも、南の父親・南田誠を演じている角田晃広がとにかくいい味を出している。『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)で主人公の元夫・佐藤鹿太郎を演じているときにも思ったが、普段はお笑いトリオ東京03のメンバーとして活動している角田は、ほかの役者との掛け合いが実にうまい。決して大げさな演技をしているわけではないのに、ふとしたときの表情や、台詞の間で、笑いを生み出してしまう。
かと思えば、娘を誰よりも大切に思っている父親としての温かさもしっかり伝わってくるのだから、見事だ。コミカルな場面では思い切り笑わせて、親子の場面では思わずホロリとさせられる。この振り幅こそ、角田の真骨頂ではないだろうか。
芦田の繊細な演技、高橋が生み出す胸キュン、そして角田をはじめとするキャスト陣が織りなす笑いと温かさ。原作の魅力を大切にしながらも、日本版ならではの個性がしっかりと息づいている『南田南弁護士は天才肌』。第1話にして、早くも心をつかまれてしまった。これはもう、最後まで見届けるしかない!
■放送情報
『南田南弁護士は天才肌』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週月曜22:00〜放送
Netflixにて、各話地上波放送終了後に順次配信
TVer、カンテレドーガにて見逃し配信
出演:芦田愛菜、高橋文哉、細田佳央太、久保史緒里、柿原りんか、山口馬木也、平岩紙、角田晃広
原作:『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(An Astory format)
脚本:田辺茂範、モラル
演出:三宅喜重、安川有果、洞功二、中田博之
プロデューサー:加藤春佳、本郷達也、三浦菜月美
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
主題歌:muque「いいんじゃない」(A.S.A.B)
制作協力:MMJ
制作:カンテレ
©︎カンテレ
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