『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』予告編公開 ムンバイの貧民街で生きる少年の姿が

11月13日に公開されるリドリー・スコット製作のインド・アメリカ合作映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』の日本オリジナル予告編が公開された。
本作は、インド最大の商業都市ムンバイを舞台に、社会の底辺で生きる「55番」と呼ばれる少年の姿を描いたヒューマンドラマ。
監督を務めたのは、製作のスコットと同様、広告業界でキャリアを重ねてきたインド出身の新鋭シャーム・P・マディラージュー。世界の主要都市でクリエイティブ・ディレクターを歴任してきたマディラージューは、カンヌ国際広告祭、クリオ賞、NYフェスティバル国際広告賞など、数多くの受賞歴を誇る。
人口2100万人を超える巨大都市ムンバイ。16才の少年55番(リズワーン・シェイク)は、スリを生業に生きる貧民街の孤児たちの一人だ。彼らは街の顔役サーガル(イムラーン・ハーシュミー)から“番号”を付けられ、生活のすべてを支配されていた。ある日、55番たちは駅の雑踏で一人の男から大金をスッた。それは男が娘の結婚式のために蓄えた全財産だった。男は絶望し、翌朝、列車に身を投げた。罪悪感に駆られた55番は、その身を偽って自殺した男の娘ウマー(ダンシュリー・パーティル)に近づく。日々の分け前をやり繰りし、55番はウマーに少しずつ金を返し、ふたりは次第に仲良くなっていく。だが、サーガルにかわいがられている55番を妬む86番(ハルシュ・ラーネー)や仲間たちが、それを黙って見過ごすはずもなかった……。
公開された予告編では、ムンバイの狭く入り組んだ貧民街の空撮、疾走する列車と駅の雑踏の点描に続き、腕に数字のタトゥーを彫られた主人公55番が紹介される。日々駅のホームでスリを繰り返している少年たちは、街の顔役サーガルに支配されており、そのルールを破った者には、手を潰されるという残酷な仕打ちが待っている。55番はある男から大金をスってサーガルから誉められるが、その金は、男の娘ウマーが結婚するための持参金だった。贖罪の気持ちに駆られた55番は、スリ仲間86番の「ルールを破るのか」という忠告や、サーガルの「女に価値などない」という言葉も無視し、その身を偽ってウマーに近づき親しくなっていく。だが、そのことが仲間にバレた55番は激しい暴力に晒される。「あなたは一体誰なの?」とウマーから問われ、身も心も傷だらけの55番は絶叫する。夜、海岸に一人立つシルエットに「罪を償いたかった。彼女のために――」というキャッチコピーが置かれ、ラストはスケール感溢れるムンバイの空撮で締め括られる。
製作を務めたスコットは本作について「シンプルで作り手の想いが込められた美しい作品。良い映画とは、こうあるべきだ」とコメントを寄せている。
■公開情報
『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』
11月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演:イムラーン・ハーシュミー、リズワーン・シェイク、ハルシュ・ラーネー、ダンシュリー・パーティル
監督・製作・脚本:シャーム・P・マディラージュー
脚本:シャヒーン・コースラヴァン
製作:リドリー・スコット、ブレント・マドック、ギャヴィン・ルーリー、ドリー・ザッカーマン、モーヒト・ラストーギー、プラヴェーシュ・クマール・シン
撮影監督:ラッセ・ウルヴェダル・トルボル、マット・バチェラー
音楽:アントニオ・サンチェス
提供:スコット・フリー・プロダクションズ、ジャーム&エンドレス・メディア
配給:インターフィルム
2025年/インド・アメリカ合作/ヒンディー語・英語/カラー/スコープサイズ/デジタル/101分/原題:55/日本語字幕:ネルソン聡子/字幕監修:松岡環/PG-12
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公式サイト:55-movie.jp
公式X(旧Twitter):@55ff_movie


































