西畑大吾×福本莉子、初共演で感じた互いの凄み 「褒め合いバディです(笑)」

西畑大吾×福本莉子、初共演で感じた凄み

撮影中のご褒美は屋外で食べる“カップ麺”

福本莉子

ーー今回演じた佐倉と花森というキャラクターの人間性を、それぞれどのように捉えて表現しましたか?

西畑:佐倉くんは、本当に優しい心を持った人物だなと感じていました。家族の問題などで人生に希望を見出せない少年が、花森さんと出会い、死神のアルバイトを通してだんだんと前を向いていく。元々はすごく前向きで優しくて、めちゃめちゃモテるような子だったと思うんです。彼の根底にある「優しさと誠実さ」が好きですし、そこは念頭に置いて演じていました。

福本:花森さんは天真爛漫で掴みどころがなくて、太陽みたいな人です。でも、「その明るさの裏にあるものは何なんだろう?」と考えたときに……、いろいろなものを抱えながらも一生懸命に生きている姿を見て、本当に強い女性だなと思いました。

ーー最初に対照的だった二人が協力し合う中で、お互いをどのような存在として捉えていたと思いますか?

西畑:これ、ほんまに難しいんですけど、決して「恋愛感情」ではないと思うんです。でも、死神のアルバイトを通じて芽生えた、特別な感情は確実にある。恋愛でもないし、友達以上恋人未満という言葉も少し違う。間違いなく特別な感情があって、それが「相棒(バディ)」なんだと思います。花森さんは、彼がこの仕事を見つけて前を向けるようになるきっかけをくれた人物なので、「相棒」という言葉がぴったりな気がしますね。

福本:本当にバディだよね。恋愛感情はないけど、お互いにしか分かち合えないものがある「同志」みたいな存在。抱えている悩みや境遇は違うかもしれないけれど、心の深い部分がすごく似ているからこそ、唯一無二の関係性なんじゃないかなと思います。

西畑大吾

ーー撮影時に特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

西畑:カップラーメンをいっぱい食べたことですね(笑)。僕、今回の撮影中は「ちょっと裕福な家庭から貧乏になっちゃう」という役柄だったので、きっとご飯もちゃんと食べられていないだろうなと思って、ずっと食事制限をしていたんです。

福本:その間、何を食べてたんですか?

西畑:味のないチキンとか茶碗蒸しとか……(笑)。だから、味がしっかりあるジャンキーなカップラーメンを食べるシーンは、僕もすごく楽しみにしていました。

福本:おいしかった〜。外で食べるカップ麺ってこんなにおいしかったんだって(笑)。

西畑:空の下で食べるのがまた良くて。途中から中身の味をこっそり変えてもらって(笑)。パッケージは一緒なんですけど。

福本:何度も食べるシーンがあったので、違う味が食べたくなっちゃって。楽しみました。

西畑:引きの画だからバレないだろうって(笑)。

福本莉子

ーー福本さんが印象に残っているシーンはどこですか?

福本:私もカップ麺はすごく美味しかったんですけど(笑)、遊園地のシーンですね。みんなで遊園地に行っていろいろなアトラクションに乗ったのですが、私だけが一人でジェットコースターに乗るシーンがあって。朝から10回くらい連続で乗ったんですよ。元々ジェットコースターは大好きなので超楽しかったんですけど、さすがに最後のほうは疲れましたね。なかなかできない経験で楽しかったです。

西畑:あれだけ大変な思いをして10回も乗ったのに、完成した映画を観たら2、3秒くらいしか使われていなくて……(笑)。撮影の大変さを物語っていますよね。

福本:10回乗って、ずっとリアクションを試行錯誤していたんですけど(笑)。でも、ちゃんとカットされずに使われていて良かったです!

■公開情報
『時給三〇〇円の死神』
全国公開中
出演:西畑大吾、福本莉子、渋谷凪咲、齋藤潤、泉谷星奈、佐津川愛美、山口馬木也、小澤征悦
原作:藤まる『時給三○○円の死神』(双葉文庫)
監督:酒井麻衣
脚本:福田果歩
音楽:富貴晴美
主題歌:HY「心海」(UNIVERSAL MUSIC / ASSE!! Records)
製作幹事・配給:ギャガ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2026藤まる/双葉社・「時給三〇〇円の死神」製作委員会
公式サイト:gaga.ne.jp/jikyu-300movie/
公式X(旧Twitter):@jikyu_300movie
公式Instagram:@jikyu_300movie

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