西畑大吾×福本莉子、初共演で感じた互いの凄み 「褒め合いバディです(笑)」

西畑大吾×福本莉子、初共演で感じた凄み

 現在公開中の映画『時給三〇〇円の死神』でW主演を務めるなにわ男子の西畑大吾と福本莉子。二人は、人生に希望を失った青年・佐倉真司と、彼の前に現れた謎めいた大学の同級生・花森雪希を演じる。対照的だった二人が、「死神のアルバイト」を通して、死神としてさまざまな人の“最後の願い”に向き合う中で、やがて特別な絆で結ばれていく。関西出身という共通点も持ち、息の合った掛け合いを見せる二人に、初共演でお互いに感じた凄み、恋愛ではない“死神バディ”の関係性の作り方までたっぷりと語ってもらった。

二人の共演シーンは「全編アドリブです!(笑)」

西畑大吾

ーーお二人の息の合ったバディ感がとても印象的でした。バディ感を出すために意識したことはありますか?

福本莉子(以下、福本):大学で手帳を探すシーンはほとんどアドリブだったので、そこで色々なアイデアを出しながら、二人の関係性が会話で見えたらうれしいなと思っていました。クランクイン前にも監督を交えて本読みをさせていただいて、そこで掛け合いのテンポなどを調整していきましたね。

西畑大吾(以下、西畑):テンポ感はすごく意識しました。テンポが速いところもあれば、ゆったりと時間をかけながらお互いの気持ちをぶつけていくようなシーンもある。死神のアルバイトをやっていくうちに、そうしたテンポ感が自然と身についていって、結果的にバディ感に繋がったのではないかなと思います。

ーーアドリブのシーンは結構あったのでしょうか?

西畑:全編アドリブです!(笑)。

福本:それは嘘(笑)。

西畑:でも、アドリブは多かったよね。

福本:映画の後半で二人でお掃除をするシーンがあって、会話自体は使われていないんですけど、その場の動きや会話はアドリブでしたね。

西畑:監督も結構自由にやらせてくださって。「自由にしてください」と言われたシーンもあったので、そうした部分でキャラクターの深掘りができたのではないかと思います。

ーーお二人は今回が初共演となります。お互いに役者として刺激を受けた部分はありますか?

西畑:全部がすごかったです(笑)。

福本:(首を横に振る)

西畑:福本さんは、マジで集中力がすごいんですよ。役に入り込んでいるというか、「集中モードの福本さん」を何回も見てきて、本当に素晴らしいなと。一つひとつのシーンにおける集中力や作品への思いも近くで感じていたので……もう全部(笑)。

福本:めっちゃ褒めてくれるやん、うれしい(笑)。西畑さんは優しいんですよ、本当に。私がどんなお芝居をしても受け止めてくれる安心感があるんです。完成した映画を観て、西畑さん演じる佐倉くんが一人のシーンや、花森さんと出会って成長していく過程を知って驚きました。最初と最後で全然見え方が違うんですよね。内面的な成長や感情が溢れるシーンもたくさんある中で、どのお芝居も素晴らしくて頼もしかったです。

西畑:ありがたい。褒め合いバディです(笑)。

福本:褒めて伸びるタイプなんで、大事(笑)。

福本莉子

ーーお二人とも大阪出身という共通点がありますが、現場でもすぐに打ち解けられたのでしょうか?

西畑:そうですね。なにわ男子のメンバーとも共演経験があって、メンバーからも「すごくいい子だよ」と良い情報を聞いていましたし。メンバーが共演した人って、めっちゃ親近感が湧くんですよ(笑)。関西出身ということもあって、本読みのときからたくさんお話しできて、楽しく撮影に入れました。

福本:私の第一印象は「関西の兄ちゃん」という感じでした(笑)。現場の合間にはよく映画の話をしていて、私が「この映画おすすめです」と教えると、次にお会いしたときにはもうその映画を観てくださっていて、感想まで教えてくださって。行動力がすごくある方なんだと思いました。

西畑:いや、福本さんのあらすじの説明がすごく上手なんですよ。「めっちゃ気になる!」という絶妙なところで話を終えるんです。さすが映画館で幕間のナビゲーターしてるだけちゃうでって(笑)。僕の中で、福本さんにおすすめされた映画を観る時間が、1カ月という短期間の撮影中の良い息抜きになっていたんです。そういう時間を与えてくれたのはありがたかったですね。

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