『俺たちの箱根駅伝』撮影現場を原作者・池井戸潤が表敬訪問 大泉洋の冗談に笑顔も

 大泉洋が主演を務める10月期の日本テレビ系連続ドラマ『俺たちの箱根駅伝』の撮影現場を原作者の池井戸潤が表敬訪問した。

 本作は、池井戸が十余年の歳月をかけて執筆した同名小説を原作とする青春群像劇。正月の風物詩である『箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)』を題材に、2年連続で本選出場を逃した古豪・明誠学院大学陸上競技部の挑戦と、箱根駅伝の生中継を担う「大日テレビ」の舞台裏という2つの柱で描かれる。原作者の池井戸自身が「もう二度と、こんな小説は書けないでしょう」と語る一作だ。

 物語は、『箱根駅伝』本選出場をかけた予選大会から始まる。3年ぶりの“箱根駅伝復帰”を目指す明誠学院大学は、ケガから復帰した4年生エースが本来の力を発揮できれば本選出場はほぼ確実と見られていた。しかしレース当日、チームの夢を打ち砕いてきた「箱根駅伝の魔物」が立ちはだかる。一方、放送まで3カ月を切った『箱根駅伝中継』を担う大日テレビ・スポーツ局では、チーフプロデューサーの徳重亮が編成局長から突きつけられた無理難題に頭を抱えていた。

 大日テレビのチーフプロデューサー・徳重亮役で大泉が主演を務めるほか、センターディレクター・宮本菜月役を伊藤沙莉、明誠学院大学陸上競技部の新監督・甲斐真人役を山下智久、前監督・諸矢久繁役を寺尾聰が担当。さらに各大学の陸上競技部監督役に山本耕史、駿河太郎、金田明夫、学生役に小林虎之介、奥智哉ら18人の若手俳優が名を連ねる。

 某日、池井戸が撮影現場を訪れた。この日撮影していたのは、箱根駅伝往路の生中継が始まろうとする、緊張感あふれる大日テレビの生中継スタジオのシーン。スタジオに組まれたセットは、実際の箱根駅伝生中継で使用されているスタジオセットそのものを、本作の撮影のためにドラマのスタジオ内に移設したものだという。

 テレビ画面越しにしか見たことがなかった生中継スタジオを前にした池井戸は、まずはそのスケールに驚いた様子。大泉、竹中直人、山田杏奈、蛯原哲アナウンサーら出演者一人ひとりに自ら挨拶を交わした後は、リハーサルの様子を熱心にチェックし、監督と並んでモニターを食い入るように見つめていた。さらに、テレビ放送の映像や音声を調整する「サブコン」と呼ばれる部屋も訪れ、多数の機器が並ぶ本格的な設備を興味深そうに見つめる場面もあったという。

 ひと通りの見学を終え、席を立とうとした池井戸に、大泉が「何かあれば言ってください! キャラクターから作り直します」と冗談まじりに呼び止め、現場は大きな笑いに包まれたという。始まった大泉の撮影は、徳重がある“覚悟”を持って生中継のスタジオに向かう重要なシーン。何度もリハーサルを重ねながら細部まで作り込んでいく撮影を見つめた池井戸は、「本当にちゃんとしている」と感心しながら、「『花咲舞(が黙ってない)』とは(また)違うね」と作品ごとの現場の違いについても感想を口にした。

 撮影の合間には、アナウンサー役の指導として現場に立ち会っている日本テレビの蛯原アナウンサーから、長年箱根駅伝の実況を担当する者ならではの経験談を聞き入る姿もあった。さらに、本ドラマやスポーツ局のプロデューサーたちから、実際のテレビ局現場との違いなど、リアルな裏話にも聞き入っていたという。

■放送情報
『俺たちの箱根駅伝』
日本テレビ系にて、10月放送
出演:大泉洋、伊藤沙莉、山下智久、寺尾聰、山本耕史、駿河太郎、金田明夫、小林虎之介、奥智哉、山田杏奈、竹中直人、戸塚純貴、平原テツ、清水麻璃亜、阿部翔平、蛯原哲、浅香航大、河内大和、望月歩、高橋克典、市川猿弥、石丸幹二、小日向文世、生瀬勝久 ほか
原作:池井戸潤『俺たちの箱根駅伝』(文藝春秋)
脚本:鈴木すみれ、松田裕子
演出:猪股隆一、山田信義 ほか
プロデューサー:小田玲奈、藤澤季世子、大井章生、鈴木香織、森雅弘
協力:一般社団法人 関東学生陸上競技連盟
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/orehako/
公式X(旧Twitter):https://x.com/orehako_ntv

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