乃木坂46 井上和&令和ロマン 松井ケムリ、『トイ・ストーリー5』新キャラの日本版声優に

 7月3日に日本公開されるディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー5』の新たな日本版声優として、乃木坂46の井上和と令和ロマンの松井ケムリの出演が発表された。

 世界初の長編フルCGアニメーションとして映画史を変えた1995年全米公開の『トイ・ストーリー』。日本では1996年3月23日に公開され、その革新的な映像表現と世代を超えて共感を呼ぶストーリーで大ヒットを記録した。その後も『トイ・ストーリー2』(2000年)、『トイ・ストーリー3』(2010年)、『トイ・ストーリー4』(2019年)とシリーズ化され、日本公開から30周年となる2026年、最新作『トイ・ストーリー5』が公開となる。

 ボニーと共に友達の家に行く途中、手違いで見知らぬ家にたどり着いてしまったジェシー。そこでスマーティー・パンツとの出会いをきっかけに仲間になる、タンスの中で忘れ去られていたデジカメのおもちゃ・スナッピー役を乃木坂46の井上が演じる。

 スナッピーは3本脚で立つキュートな見た目と仲間想いな性格で、スマーティー・パンツやアトラスと共に行動を共にするデジカメのおもちゃ。スナッピーは可愛らしさの中にある繊細な感情が魅力的だが、その“感情の機微”を丁寧に表現できる演技力と、グループ活動を通じて仲間とのつながりや“輪”を大切にしてきた井上の姿勢が「思い出を宝物にし、仲間を想う」キャラクター性と深く重なり、またキュートさと心優しい魅力を豊かに表現できるとしてスナッピー役に抜擢された。

 スナッピー役に決まったことがサプライズで伝えられた際には涙を流しながら喜びをあらわにした井上。その時の心境を「本当にただただ嬉しくて幸せで。『トイ・ストーリー』は生まれた時からすぐそばにあって、日常の一部のようなものだったので、あの世界に自分が入れるんだって思ったら、楽しみと夢みたいな気持ちで、思わず言葉とか感情が全部涙に出てしまいました」と振り返った。真っ先に家族に報告したようで、「家族もすごく『トイ・ストーリー』が好きなので、母親に「あの世界に入るのだから、全てをかけていってらっしゃい」と言われて。何よりも母親が喜んでくれたのが嬉しくて。決まって良かったな、本当に幸せだと思いました!」と明かした。小さな頃から日常に「トイ・ストーリー」があったという井上は「家にあったバズのおもちゃが大好きで、アンディやボニーみたいにバズで世界を救ったりして弟と一緒に遊んでいました。お弁当の時の巾着やランチョンマットも親が『トイ・ストーリー』のもので揃えてくれたり、1つ思い出をあげるのが難しいくらい日常に『トイ・ストーリー』がありました」とシリーズとともに成長してきた思い出を語った。

 自身が演じたスナッピーについて聞かれると、「真っすぐで素直、子供のような純粋さもありつつ、おもちゃならではのコミカルな部分、どちらも持ち合わせている、本当に可愛いキャラクターだなと演じている最中もすごく思っていました。きっとこの映画を観てくださる方に、愛していただけるキャラクターになるんじゃないかなと思います」と語り、「収録中はスナッピーを演じるので、私も『三本の脚で立つぞ』という意識で、手をずっと横におきながら『私はスナッピーだ、私はスナッピーだ』という気持ちで録っていたら、監督に『今のはスナッピーになりきっていたからこそ出た声だった。凄くよかったよ』と言ってもらえて嬉しかったです」と収録中のエピソードも明かした。

 そして最新作の魅力については「大人にとっても子供にとっても身近にあるデジタルは確かに便利なもので、どんどん形も変わり続けているけど、“変わること”以上に“変わらないこと”ってより難しいことだと思っています。変わらないでいてくれるおもちゃへの感謝をすごく感じることができる作品だなと思います」と力強く語った。

 さらにUS本社は「井上さんの声はとても明るくエネルギッシュで、オーディションの声を聴いた瞬間にスナッピーにぴったりだと感じました。スマーティー・パンツ、アトラス、そしてスナッピーはいつも一緒にいるトリオのキャラクターですが、井上さんの声が加わることで全体の印象がより華やかになり、トリオの存在感も一層引き立っていると思います」と井上の演技を絶賛。吹替版の演出を担当したディレクターの鍛冶谷功は、「アニメーションの表現のアレコレを、とてもよく理解されており、楽しい驚きの連続でした。日本語版の出来栄えに大きく貢献いただいたと思います。収録スタートから迷いなく堂々と演じておられ、Z世代恐るべし……と思いました」とコメントした。

 一方、令和ロマンの松井が演じるアトラスは、スナッピーと同じく長年タンスの中で忘れ去られていた青いカバのデジタルマップおもちゃ。陽気な性格のアトラスにはGPSが搭載されており、冒険の道案内役として活躍するキャラクターだ。軽快なトーク力と豊かな表現力で存在感を放つ松井が、確かな言葉選びと間の取り方、声だけでニュアンスを伝える繊細な表現力でキャラクターにリアリティと深みをもたらす。また、場の空気を柔らかくしながら自然と人を導く人柄が「仲間を導く頼れる存在」であるアトラスの役どころと重なり、親しみやすさと的確なナビゲート力を兼ね備えたアトラスの魅力を説得力をもって体現できることからアトラス役に選ばれた。

 世界中で愛される『トイ・ストーリー』の最新作に参加することが決まったことについて、松井は「子供の時から観ていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。最近子供も生まれたばかりなので、その子供に将来的に絶対に観てもらえるなと思ったので、家族みんなで喜びました。(相方の)くるまには、まだ何も言っていないです」と明かした。自身が演じたアトラスについては、「マップのおもちゃなので、ウッディたちと人間たちの世界をつなぎとめてくれる役割がある。今作においては絶対欠かせない存在だと思いますね」とその魅力を力説。また「佐野さん、井上さんが本当にお上手だったので、恥をかかないように頑張りました。漫才やラジオとは、やっぱり全然違いますね。その時のアトラスの気持ちにならないといけない。漫才やラジオは、その時の気持ちでしゃべっていいので。自分の気持ちでしゃべるか、他人の気持ちでしゃべるかで、明確に違うなと思いました」と初挑戦となったアフレコを振り返った。

 長年にわたり愛されるシリーズの魅力について聞かれると、「観ているこちらもウッディたちと一緒に成長できるところが、魅力だと思います」と回答。お気に入りのキャラクターはスリンキー・ドッグのようで、「スリンキーが一番活躍してるんじゃないかって思う時がありますね、距離が稼げるんで相当活躍してるなと思います(笑)」と語った。さらに、US本社からは「ケムリさんの声はリラックスしていて、穏やかで包み込むような優しさがあります。オーディションで初めて声を聴いた際、もう少し太く柔らかい声での表現をお願いしたところ、その要望に見事に応えていただき、トリオのメンバーとして魅力的に役を作り上げてくださいました」と松井のアフレコの対応力を称賛。「大らかで自由闊達なイメージが、アトラスのキャラクターにピッタリでしたが、普段とは勝手の違う声優業に、とても謙虚に一生懸命取り組んでくださいました。トリオのチームバランスも最高の、ケムリさんならではのアトラスに仕上がったと思います」と松井のぴったりなキャラクター性とアフレコへの真摯な姿勢によって、テック・トリオのバランスが完成したと収録を振り返った。

「トイ・ストーリー5」本編映像|新たな仲間テック・トリオ登場!|7月3日(金)劇場公開!

 あわせて公開された本編映像では、電池切れになっていたスナッピーとアトラスが、スマーティー・パンツとジェシーの力を借り復活するシーンが切り取られている。目覚めて早速、持ち主の女の子ブレイズとの思い出を語り、スマーティー・パンツ、スナッピー、アトラスとブレイズの強い絆を感じさせるシーンになっている。

「トイ・ストーリー5」特別映像|日本版声優解禁!スナッピー役に井上和さん、アトラス役に松井ケムリさんが決定!|7月3日(金)劇場公開

 さらに、映画と同様に井上と松井がタンスの中から出てくる声優発表特別映像も公開。そんな2人はマップを頼りに何かを探していると、目の前にはスナッピーとアトラスが。それぞれ演じたキャラクターと共演したキュートな映像となっている。続く映像ではスマーティー・パンツ、スナッピー、アトラスの3人が“テック・トリオ”として登場する。

■公開情報
『トイ・ストーリー5』
7月3日(金)全国劇場公開
監督:アンドリュー・スタントン
共同監督:ケナ・ハリス
製作:リンジー・コリンズ
声の出演:唐沢寿明(ウッディ役)、所ジョージ(バズ役)、日下由美(ジェシー役)、広瀬アリス(リリーパッド役)、佐野勇斗(スマーティー・パンツ役)、竜星涼(フォーキー役)ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
全米公開日:2026年6月19日/原題:Toy Story 5
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