『サバ缶、宇宙へ行く』に“次世代ヒロイン”が集結 映画界も注目する池端杏慈&蒼戸虹子

 若者たちの“宇宙食開発”という壮大な夢の物語は、これから佳境へ。月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(フジテレビ系/以下、『サバ缶』)は最終章へと突入していくこととなる。とくにここ数話は怒涛の展開が続き、夢を追う者たちの姿に胸を熱くさせている視聴者も多いのではないだろうか。

 そんな本作では第8話でさらに、何人かの新キャラクターが登場する。どの人物を演じるのも、次代を担う最若手クラスの演技者たちだ。ここでは藤倉彩花を演じる池端杏慈と、吉瀬乃愛を演じる蒼戸虹子について書いてみたい。

『サバ缶、宇宙へ行く』©︎フジテレビ

 この『サバ缶』は、主演の北村匠海が演じる高校教師・朝野峻一とともに夢に向かって奮闘する若者たちの姿を描いてきた。北村は20代後半の俳優たちの中でも中心的な存在であり、もう長いこと、日本のエンターテインメントシーンの最前線を走り続けている人物だ。そんな彼の主演作なのだから、“宇宙食サバ缶プロジェクト”に携わる生徒役には、多方面から期待をかけられる若い才能たちが並び続けている。

 出口夏希や黒崎煌代らがプロジェクトの1期生を演じ、早瀬憩や荒木飛羽、さらには伊東蒼といった若手俳優がここまで健闘し、夢のバトンをつないできた。池端と蒼戸が演じる藤倉と吉瀬は5期生で、このプロジェクトに携わる最後の生徒たち。有終の美を飾る人々の中心に、池端と蒼戸は立つこととなる。

 では、これからふたりが演じるのは、どういったキャラクターなのだろうか。

『サバ缶、宇宙へ行く』©︎フジテレビ

 池端が扮する藤倉は、若くして大きな挫折経験を持つ人物らしい。中学時代の彼女は陸上のエリート選手だったが、ケガのせいで推薦の話がなくなり、朝野先生の勤める若狭小浜高校の海洋科学科に進学してきた。過去の経験から、夢や目標を持つこと、何かに期待することに後ろ向き。けれども先輩らがつないできた想いに触れ、やがてそのバトンを手にすることとなる。

『矢野くんの普通の日々』©2024 映画「矢野くんの普通の日々」製作委員会 ©田村結衣/講談社

 ドラマ『オールドルーキー』(2022年/TBS系)でデビューを果たした池端は、病によって車いすでの生活を余儀なくされた少女が希望を取り戻していく姿を体現した。はじめての演技の場で、いきなりの難役。ここで彼女の存在を知り、そのポテンシャルの高さに触れることになった視聴者の方が多いのではないだろうか。あれからこの4年弱の間に、池端は豊かなキャリアを築いてきた。長編アニメーション映画の『かがみの孤城』(2022年)で声の芝居にも挑戦し、ポカリスエットの広告塔としても知られている。『矢野くんの普通の日々』(2024年)ではヒロインを務め、作品の顔にもなれる存在だと示してきた。

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