『リブート』第5話までの伏線と今後の展開を考察 一香の思惑と警察内の裏切り者は?
そこで怪しいのはやはり真北。その理由として、合六は衆議院議員の真北弥一という人物を訪れていて、おそらく真北正親と真北弥一は親子か婿養子の関係で、自ずと真北正親と合六の繋がりが見えてくる。合六と絡んでいる真北弥一はおそらく裏金絡みの事情があるはずだ。裏組織の経理をしていた夏海は議員との繋がりを示す裏金の帳簿を盗み出したことで命を狙われ、それを儀堂に全ての罪をなすり付けようとしたとか。
また夏海が母親を交通事故で亡くしていることと、真北の妻がひき逃げ事故を起こし出世が望めなくなったことの関係性も気になる。もし父と合六の手を借りて事故の証拠を揉み消したとするなら合六に貸しがあるはずだ。
ただ、一香は早瀬が儀堂にリブートする際に、様々な儀堂周りの情報を教えていたが真北については何も教えていなかったことから、一香と真北が繋がっていそうな気もする。そうでないと、真北が儀堂をサーモグラフィーで調べていた理由がない。整形をすると顔全体の温度が低くなるというのは定説だが、儀堂のサーモグラフィーを見て真北は「真っ赤っか」と言い放った。これは、儀堂がリブートしていることを知っているからこその行為だ。次週予告を見ると、拘束した早瀬に銃を渡し解放するようだが、これは救いの手なのか、それとも犯人に仕立て上げる罠なのか。儀堂が合六を撃つことになれば、「父親と合六の関係」や「事故の借り」を一気に闇に葬ることもできるし、夏海を殺害していたとしても全ての罪をなすりつけられる。ただここで真犯人として伊藤英明を退場させるにはまだ早いので、ラスボス候補として残すはず。
現時点では整形医の桑原(野呂佳代)以外に早瀬のリブートを知っていたのは一香と早瀬から真実を明かされた麻友(黒木メイサ)だけだ。今回、儀堂と早瀬がタッグを組んだ理由は、一香からの「麻友を拉致した」というビデオ通話だ。ただ、通話は一香の声だけで姿が映っていないことから一香以外の人物の仕業の可能性が高い。これに関しては儀堂を呼び寄せる罠なので合六側の仕業の可能性も高いが、麻友が協力しているようにも見える。
麻友の異常な行動は儀堂への純愛と思わせるが、リブートについて知っていること、愛しているとはいえ数年ぶりに抱きついて儀堂ではないことを瞬時に見破ること、すぐに早瀬がリブートしていると言及したこと、ハヤセ洋菓子店で働く異常な行動など数多くの疑念を抱かせる。そしてほぼ接点のない一香について「彼女には気をつけてください。彼女は何か大きな嘘をついている」と情報を掴んでいそうなことからも、真北、あるいは次回あらすじにある「真の犯人、そして巨大な裏組織。」と繋がるスパイ説も考えられる。
しかし、未だ食事しているだけの菊池(塚地武雅)はマネーロンダリングの実務を担当しているだけに、一香と手を組んで100億の金品を横領し合六の座を狙うぐらいでないと存在意義がない。そしてここにきて合六の妻が登場する意味とは? 今作は愛する人を守るために嘘を付く登場人物、特に妻を愛するがゆえに振り回される夫が多く登場しているが、合六もまた妻のために犠牲となり第1章の幕が閉じるのだろうか。
次回予告で「ここからが本当のリブートだ」と言っているが、儀堂が討ち死にし、早瀬が本当の意味で儀堂にリブートすることになり第1章完結と予想する。それが警察としてなのか、合六の組織の幹部となるのか、それともハヤセ洋菓子店に戻り裏で特殊工作員として動くのか? 3年前の実行犯が明かされ、その背景にある政治組織を狙う展開となっていきそうだが、果たして第1章完結をどんな形で着地させるのか楽しみだ。
妻殺しの濡れ衣で逮捕されたパティシエの早瀬陸は、悪徳刑事・儀堂歩に追い詰められ、真犯人を見つけ出すため、家族と過去を捨てて儀堂の顔に変わり“リブート”を決意する。
■放送情報
日曜劇場『リブート』
TBS系にて、毎週日曜21:00~21:54放送
出演:鈴木亮平、戸田恵梨香、永瀬廉(King & Prince)、蒔田彩珠、中川大輔、藤澤涼架、与田祐希、上野鈴華、藤田ハル、矢崎滉、野呂佳代、塚地武雅(ドランクドラゴン)、津田篤宏(ダイアン)、伊藤英明、山口紗弥加、池田鉄洋、酒向芳、黒木メイサ、原田美枝子、北村有起哉
脚本:黒岩勉
音楽:大間々昂、木村秀彬
主題歌:Mr.Children「Again」(TOY'S FACTORY)
プロデュース:東仲恵吾
協力プロデュース:國府美和
演出:坪井敏雄、田中健太、元井桃
製作著作:TBS
©TBS
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