北村有起哉が語る、『リブート』鈴木亮平の魅力 永瀬廉&藤澤涼架への印象も
現在放送中のTBS日曜劇場『リブート』より、北村有起哉のインタビューコメントが公開された。
本作は、主演の鈴木亮平が善と悪を行き来する一人二役に挑む“エクストリームファミリーサスペンス”。妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエが、家族の元に戻るため、悪徳刑事の顔になり変わり、真実を追い求めていく姿を描く。
北村は、悪徳刑事・儀堂歩(鈴木亮平)に“リブート”したパティシエ・早瀬陸(鈴木亮平/一人二役)を執拗なまでに追い詰めていく、裏組織のトップ・合六亘を演じる。
表向きは理知的な実業家、裏の顔は裏組織のトップというという合六について北村は「僕はいつも“どんな役も同じ人間”として役作りをさせてもらっているので、今回も“ただの悪い人”ではない、そうせざるを得なかった背景にも意識を向けました」と多角的な視点から合六を演じていることを明かした。さらに、「ある種の“品格”のようなものが出てしまう」という考えから気を配っている部分として食事のシーンを挙げた。
主演の鈴木とは、鈴木が主演を務めたNHK大河ドラマ『西郷どん』で共演し、長い期間を一緒に過ごしていたことを明かし、「彼のお芝居を見ていて少し気になったことは、直接本人に言わせてもらっていたのですが、彼はそれを受けてすぐにイメージしてすぐに吸収してくれるんです」と研究熱心でゆとりもある、鈴木の“才能”に魅力を感じたというエピソードを披露。そんな経緯もあり、今回は「お互いに余計な気を遣うようなことはなかったです」と語り、「撮影現場で僕が少しふざけても『今そういう時間じゃないんで』と返されて『すみません』という感じでした」と笑った。
さらに共演する永瀬廉と藤澤涼架とは初対面。北村はそれぞれの所属グループについてを知らなかったようで、永瀬には「すごく雰囲気のある方だなというのが第一印象でした。そのすぐ後に、彼が『King & Prince』のメンバーだと知った時は『やっぱり!』と」と驚き、藤澤にも「俳優とは異なる雰囲気をまとわれていたので『この方は一体何者なんだろう?』と思っていました。彼が『Mrs. GREEN APPLE』のメンバーだと知ったのは結構時間がたってからでした」と苦笑していた。
最後に本作の見どころについて北村は、鈴木の複雑な役柄と芝居を挙げ、「拳銃を扱うシーン一つでも、儀堂の時とリブート後の早瀬の時との微妙な違いも面白いですし、何よりも亮平くんが早瀬を演じて、さらに早瀬が儀堂を演じているという二重構造がすごく面白いと思います」と話し、「すごく見応えがあると思うので、ぜひ最後まで見届けていただきたいです」とアピールした。
北村有起哉(合六亘役)コメント
合六亘という人物と演じるときに意識したこと
合六は、おそらく多くの方が“一番悪い人物”という印象を持たれていると思いますが、僕はいつも“どんな役も同じ人間”として役作りをさせてもらっているので、今回も“ただの悪い人”ではない、そうせざるを得なかった背景にも意識を向けました。
裏組織のトップにまで上り詰めた人物なので、何度も危ない橋を渡ってきたはずですし、そういった経験則から裏切られることを見越して、先の先まで読んで自身の安全や組織を円滑に動かしていく術として、必然的にそうなったのではないか、と。そういった多角的な視点から合六を演じています。
演じるときに特に気を配った点
食事のシーンについては、その人物の“人となり”と言いますか、ある種の“品格”のようなものが出てしまうので、気を配っている部分ではあります。例えば第1話で合六が冬橋に言った「相変わらず、食い方汚ねぇな、直さねぇと上に行けないぞ」というセリフがまさにそれで、食べ方というのはその役によっていろいろと表現できる幅がある、と考えているからです。
黒岩脚本の世界観や魅力
この作品はおそらく途中から見ても理解するのが難しいと思いますし、第1話から「集中して見ないと置いていくよ」というくらい、いい意味で突き放していると言いますか。あまりに(視聴者に対して)丁寧になりすぎて、(回を追う度に気持ちが)冷めてしまう作品もあるかと思いますが、黒岩さんの脚本はそういった距離感を大事にしているところも魅力です。ですから、皆さんにはその距離感に負けずに食らいついて、最後まで見ていただきたいです。
主演・鈴木亮平とのコミュニケーションについて
亮平くんとは彼が主演したNHK大河ドラマ『西郷どん』(2018年)で共演した際、長い期間(撮影現場で)一緒に過ごしていました。その時に、彼のお芝居を見ていて少し気になったことは、直接本人に言わせてもらっていたのですが、これは彼の才能の一つだと思っていて。受け取り方によっては偉そうですし、言う方も面倒くさいことなのですが、彼はそれを受けてすぐにイメージして「なるほど、それいただきます!ありがとうございます」という感じですぐに吸収してくれるんです。
研究熱心というか、ゆとりもあるというか、そこもすごく魅力的な人だなと感じました。ですから僕も「言ってよかった」と思えましたし、そこからお互いに信頼関係を積み重ねていった経緯もあったので、今回も特別、お互いに余計な気を遣うようなことはなかったです。撮影現場で僕が少しふざけても「今そういう時間じゃないんで」と返されて「すみません」という感じでした(笑)
幸後一香役の戸田恵梨香の印象
戸田さんは都度立ち止まって状況を整理しながら、監督と相談して撮影に臨まれている姿がとても印象的でした。このドラマは設定や物語の展開が複雑な上に、撮影する順番もかなりバラバラだったので、僕も「これ何の時だっけ?」と混乱することもよくありました。ですが彼女はそれもきちんと把握した上で、ポイントをバシッとつかんだお芝居をされていたので、さすがだなと思いました。
橋航役の永瀬廉、霧矢直斗役の藤澤涼架の印象
永瀬さんは合六と冬橋の出会いのシーンを撮影した最初の頃、まだ彼が誰かを知らなかったのですが、すごく雰囲気のある方だなというのが第一印象でした。そのすぐ後に、彼が「King & Prince」のメンバーだと知った時は「やっぱり!」と(笑) 今回のようなバイオレンスな役は初めてと聞きましたが、すごく冬橋の雰囲気にピッタリなのではと思いました。
藤澤さんも最初にご一緒した際に、俳優とは異なる雰囲気をまとわれていたので「この方は一体何者なんだろう?」と思っていました。いつも腰が低くてお芝居もすごく一生懸命されていたので、ずっと気になる存在として意識していたのですが、彼が「Mrs. GREEN APPLE」のメンバーだと知ったのは結構時間がたってからでした(苦笑)
ドラマの見どころ
僕としては、このドラマの全編を通して一番の見どころだと思うのは、やはり亮平くんの複雑な役柄とシチュエーション下でのお芝居です。拳銃を扱うシーン一つでも、儀堂の時とリブート後の早瀬の時との微妙な違いも面白いですし、何よりも亮平くんが早瀬を演じて、さらに早瀬が儀堂を演じているという二重構造がすごく面白いと思います。
早瀬が儀堂を演じ続けていることによって、いつの間にか人格も儀堂に“浸食”されていくようなシーンもあるのですが、そういったところもすごく見応えがあると思うので、ぜひ最後まで見届けていただきたいです。
妻殺しの濡れ衣で逮捕されたパティシエの早瀬陸は、悪徳刑事・儀堂歩に追い詰められ、真犯人を見つけ出すため、家族と過去を捨てて儀堂の顔に変わり“リブート”を決意する。
■放送情報
日曜劇場『リブート』
TBS系にて、毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:鈴木亮平、戸田恵梨香、永瀬廉(King & Prince)、蒔田彩珠、中川大輔、藤澤涼架、与田祐希、上野鈴華、藤田ハル、矢崎滉、野呂佳代、塚地武雅(ドランクドラゴン)、津田篤宏(ダイアン)、伊藤英明、山口紗弥加、池田鉄洋、酒向芳、黒木メイサ、原田美枝子、北村有起哉
脚本:黒岩勉
音楽:大間々昂、木村秀彬
主題歌:Mr.Children「Again」(TOY'S FACTORY)
プロデュース:東仲恵吾
協力プロデュース:國府美和
演出:坪井敏雄、田中健太、元井桃
製作著作:TBS
©TBS
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