濱正悟、『ばけばけ』で引き出された初めての“顔” 「居心地が良くて集中できる環境でした」

同じチームや監督と「自分が成長した姿で再会したい」

ーーデビュー以来、出演作が途切れることなく続いています。ご自身で数えてみたら映像作品だけで90本近く出演されていたとか。

濱:そうなんですよ。もうすぐ100本に届きそうで、「そんなにやってたっけ?」と自分でも驚きました(笑)。撮影を重ねていると一瞬で時間が過ぎてしまって、あまり実感がないんです。ただ、30代に入って、年々深く演じられる役や、出演時間が長い役が増えてきている実感はあります。現場にいる時間が長ければ長いほど、キャストやスタッフの皆さんとも関係を深められますし、「一つ先」の場所に行けるような感覚があるんです。

ーー30代になり、演じる役柄にも変化を感じますか?

濱:以前は犯人役や学生役などが多かったですが、今回は教師ですし、父親役なども増えてきました。教える立場や人を守る立場というのは、物語の中での機能としても責任が伴います。若い頃のようにただ暴れるような芝居とは変わってきますし、年齢を重ねたからこそ今の居場所があると思うので、そこは大切にしていきたいですね。

ーー同じチームや監督と再び仕事ができる喜びもあると。

濱:それは本当に大きいです。「次はどういう俳優になりたいですか?」と聞かれた時、僕は「一度ご一緒した人とまたご一緒して、自分が成長した姿で再会したい」と答えることが多くて、それが目標の一つなんです。今回も『舞いあがれ!』のチームと再会できて、初めましてで距離を詰めるよりも圧倒的にコミュニケーションが早いですし、とても良い環境でやらせていただきました。

ーー約3年ぶりの朝ドラ出演となりましたが、あらためて特別なものになりましたか?

濱:朝ドラの影響力はやっぱりすごいですね。第4週で少し登場して、そこから第16週で再登場するまで少し空いたんですが、その間もいろんな人から「いつ出るの?」「あれで終わり?」と連絡がきました(笑)。それだけ楽しみにしてくれている方が多い作品に参加できている喜びを感じています。『ばけばけ』はこれから、思いもよらないすごい展開になっていきます。多吉もまだ傷心中の身ではありますが(笑)、松江中学の教師として、錦織やヘブンさんと共に頑張っていくので、ぜひ温かく見守っていただけたら嬉しいです。

■放送情報
2025年度後期 NHK連続テレビ小説『ばけばけ』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00~8:15放送/毎週月曜~金曜12:45~13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜8:15~9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:髙石あかり、トミー・バストウ、吉沢亮、岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世、寛一郎、円井わん、さとうほなみ、佐野史郎、北川景子、シャーロット・ケイト・フォックス
作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
制作統括:橋爪國臣
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
演出:村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
写真提供=NHK

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