許豊凡、尾崎匠海らが映像界で躍進 INI、デビュー5周年イヤーに広がる俳優としての可能性
ついにデビュー5周年のアニバーサリーイヤーを迎えたINI。2021年に熾烈なオーディションを勝ち抜き、デビューを果たした11人は、世界に通用する高度なパフォーマンスで多くの人を魅了してきた。
特筆すべきは、彼らが単なる“歌って踊るグループ”に留まらないこと。メンバー自ら楽曲制作や振り付けはもとより、ステージ演出、YouTube企画のプロデュース、写真撮影や衣装コーディネートに携わるなど、クリエイティブ面でも一人ひとりが才能を発揮している。個人活動にも精力的で、俳優業に取り組んでいるメンバーも多い。
尾崎匠海
特に目覚ましい活躍を見せているのが、尾崎匠海だ。尾崎は2025年クリスマスイブに放送されたスペシャルドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』(フジテレビ系)に出演。ピアニストの夢を絶った青年・匠を演じ、吹き替えなしでピアノの演奏に挑んだ。その腕前もさることながら、「顔は笑っているけれど、心は泣いている」演技が印象深い。表面上は明るく振る舞いながらも、台詞なしで夢への未練を視聴者に伝えるという高度な技をやってのけていた。
平野眞監督が語る『ドビュッシーが弾けるまで』制作秘話 國村隼らと挑んだピアノ演出
國村隼が主演を務め、INIの尾崎匠海が共演するドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』が、12月24日22時よりフジテレビ系で放送され…そんな匠の人生に一石を投じる主人公・喜一郎を演じたのはベテラン俳優の國村隼。最初はぎこちなかった匠と喜一郎がピアノのレッスンを通じて友情を築いていく過程が、年齢も芸歴も異なる2人のチャーミングなかけ合いによって紡がれていた。尾崎は抜群の愛され力を持ち、『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)や『ライオンの隠れ家』(TBS系)にしても、現場でかわいがられている雰囲気が作品によく出ている。共演者やスタッフに愛される俳優は強いし、仕事も尽きないはずだ。
木村柾哉
木村柾哉は、2024年に『あたしの!』でスクリーンデビュー。親友同士の女の子たちに取り合われる学校イチのモテ男・直己を演じた。原作は、『ヒロイン失格』『センセイ君主』で知られる幸田もも子の人気少女漫画。「多くの女子たちを虜にした直己を完璧に再現できる人がいるのか……?」と思っていたが、いました。木村は漫画から飛び出してきたようなTHE・王子様を体現。しかしその実、深い孤独を抱えた役どころであり、眩いきらめきの中に時折闇を色濃く映し出していた。
“令和のイケパラ”と称された映画『ロマンティック・キラー』では、クワトロ主演の一人に。これまたハマり役で、ヒロインの幼なじみで野球部のエース・純太を好演。その名の通り、ピュアで柔らかい雰囲気をまとった好青年を実存させており、これまたハマり役だった。いろいろなタイプのイケメンを演じられる木村は、ラブストーリーに引っ張りだこの俳優になっていくことだろう。