アル・パチーノの姿も ジョニー・デップ監督作『モディリアーニ!』予告&日本版ポスター

 2026年1月16日より公開されるジョニー・デップの監督復帰作『モディリアーニ!』の日本版ポスターと予告編、場面写真が公開された。

 本作は、画家や彫刻家としてフランス・パリで活動していたが、不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存などにより若干35歳で亡くなったイタリア人芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた激動の72時間を描いた伝記映画。 

 1916年、戦火のパリ。才能に溢れながらも批評家に認められず作品も売れなかった、酒と混乱の日々を送る芸術家モディリアーニ。キャリアを捨て、この街を去ろうとしたその時、仲間とミューズの存在が彼を引き止める。人生を変える運命とも言うべき“狂気と情熱の3日間”が始まる。その先に待つのは、破滅か、それとも再生か――。

 デップの長年の友人であるアル・パチーノの声かけから実現した、『ブレイブ』(1997年)以来約30年ぶりとなるデップの監督作で、2024年のサン・セバスティアン映画祭にてプレミア上映された本作。モディリアーニを演じるのは、『ジョン・ウィック:チャプター2』や『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』のリッカルド・スカマルチョ。共演には、『ゴッドファーザー』シリーズのパチーノ、『オペレーション・フィナーレ』のアントニア・デスプラ、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のスティーヴン・グレアムらが名を連ねている。

映画『モディリアーニ!』予告編

 公開された予告編は、パチーノ演じるアメリカ人コレクター、モーリス・ガンニャがモディリアーニを評して「彼は画家にすらなれないかも」と不穏な一言を放つ場面から幕を開ける。本作が描くのは、1916年、激動のパリを駆け抜けたイタリア人画家モディリアーニの狂気と情熱が渦巻く3日間。パリの街路を疾走し、美しいステンドグラスを突き破り、レストランではウェイターと衝突する。破天荒そのものの生活のなかで、モデルに瓶を投げつけられても笑っている、その無軌道な魅力とハングリー精神溢れるエネルギーがうかがえる映像となっている。

 あわせて公開された場面写真では、道端で自らの絵を売るモディリアーニをはじめ、彼の恋人や友人たち、そしてモーリス・ガンニャ(アル・パチーノ)が切り取られており、モディリアーニの運命を揺らす予感を漂わせている。

■公開情報
『モディリアーニ!』
2026年1月16日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
出演:リッカルド・スカマルチョ、アントニア・デスプラ、ブリュノ・グエリ、ライアン・マクパーランド、スティーヴン・グレアム、ルイーザ・ラニエリ、アル・パチーノ
監督:ジョニー・デップ
脚本:ジャージー・クロモウロウスキ、マリー・オルソン・クロモロウスキ
原作:戯曲『モディリアーニ』(デニス・マッキンタイア)
配給:ロングライド、ノッカ
協賛:LANDNEXT、セレモニー
2024年/イギリス・ハンガリー/英語・フランス語・イタリア語/108分/ヨーロピアンビスタ/カラー/5.1ch/原題:Modi:Three Days on the Wing of Madness/日本語字幕:岩辺いずみ
©︎Modi Productions Limited 2024
公式サイト:https://longride.jp/lineup/

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