ピクサー新作映画『私がビーバーになる時』2026年3月13日公開 大騒動描いたUS版予告も

 ディズニー&ピクサーの新作アニメーション映画『私がビーバーになる時』の公開日が2026年3月13日に決定。あわせてUS版予告が公開された。

 本作は、動物好きの少女・メイベルが、科学者たちが発明した人間の意識をリアルなロボット動物に“転送”させる方法を利用し、動物たちと話すことができる“もしも”の世界を描くファンタジー。第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、2024年には続編も世界的大ヒットとなった『インサイド・ヘッド』のストーリーボードアーティストであるダニエル・チョンが監督と脚本を務めた。

 チョン監督は本作を制作するにあたり、ビーバーが住む国立公園のある地域を訪れたり、動物型のロボットを自然の中に設置し生態系を調査するドキュメンタリーを観たりするなどの調査を行ったそうだが、その中でも最もインスピレーションを受けたことのひとつが、高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』だという。そして本作がもつオリジナリティについてチョン監督は「ピクサーは、今まで魚の視点や動物の視点からさまざまな“もしもの世界”を描いてきました。本作では人間と動物の2つの視点を同時に描くという非常にユニークな手法で、新たな“もしもの世界”を生み出します」と語っている。

 本作の主人公は、動物が大好きな大学生・メイベル。科学者たちが発明した人間の意識をリアルなロボット動物に“転送”させる方法を利用し、ビーバー型の動物ロボットに“ホップ”(意識転送)する。大好きな動物たちと話せるようになったメイベルの喜びが爆発。しかし、そこは“食べられても仕方ない”といった自然の掟“池のルール”が息づく、予想外にシビアな世界だった。戸惑うメイベルだが、ビーバーの王であるキング・ジョージや、のんびり屋さんのビーバー・ローフ、熊のエレンたちと仲間になり、動物界のルールを学んで徐々に馴染んでいく。そんなメイベルには、実はビーバーになるための大きな目的があった。

「私がビーバーになる時」US版予告|2026年3月13日(金)日本公開!

 公開されたUS版予告では、主人公のメイベルが動物界で大騒動に巻き込まれる様子が描かれている。

■公開情報
『私がビーバーになる時』
2026年3月13日(金)公開
監督:ダニエル・チョン
制作:ニコル・パラディス・グリンドル
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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