松下奈緒主演『夫に間違いありません』に桜井ユキが出演 宮沢氷魚はゴシップ記者役に
松下奈緒が主演を務める2026年1月期のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『夫に間違いありません』の追加キャストとして、桜井ユキと宮沢氷魚の出演が発表された。
本作は、川で発見された遺体を、「行方不明になっている男性に間違いない」という親族の証言を受けて引き渡したが、後日その男性が帰宅したことで、“遺体の取り違え”が発覚したという衝撃的な事件に着想を得たオリジナルのヒューマンサスペンス。子どもたちの生活と幸せを守るために下す妻の選択が、家族の日常をむしばんでいく様子をリアルに描く。脚本は『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)などのおかざきさとこ、監督は『マウンテンドクター』(フジテレビ系)の国本雅広らが担当する。
朝比聖子のもとから、ある日突然、夫が姿を消した。2人の子どもと義母の面倒を見ながら“あさひおでん”を切り盛りし、行方不明になった夫を探す聖子だったが、1カ月後、警察に呼ばれて告げられたのは「夫が川で事故死した」という事実。遺体の所持品と、ある身体的な特徴から、「夫に間違いありません」と認めたものの、その1年後、亡くなったはずの夫が目の前に現れる。それなら、確認したあの遺体は誰だったのか。夫が行方不明だった理由は。そして、受け取ってしまった保険金の行方は。
主演の松下は、主人公・朝比聖子を演じることが発表されている。
『しあわせは食べて寝て待て』(NHK総合)などの桜井が演じるのは、一人で家族を支え続ける聖子と似た境遇の女性・葛原紗春。彼女もまた行方不明中の夫の帰りを待ちながら、ひとりで幼い娘を育てている。スナックの2階に住まわせてもらいながら、店の手伝いもしており、聖子とは行方不明者を持つ家族の会で出会い、交流を始めていく。桜井は、演じる葛󠄀原の印象について、「たくましい女性という印象です。でも、それは弱さがゆえのたくましさのようにも思います」と語っている。
そして、桜井と『しあわせは食べて寝て待て』で共演したほか、2025年にはドラマには4本、映画には2本も出演した宮沢は、劇中の怪しい人物たちの行動を追い続けるゴシップ雑誌のライター・天童弥生を演じる。かつては大手新聞社で記者としてエリートコースを進んでいた天童だが、ある問題を起こしてクビになったという過去が。洞察力や観察力に長け、取材対象をとことん追い詰めて真相をあぶり出そうとする姿勢が、物語の展開に影響を与えていく。宮沢は出演にあたり、「物語に翻弄されながら、登場人物と共に難題を乗り越えていただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。
コメント
桜井ユキ(葛原紗春役)
「善悪って何だろう」「人を信じるって何だろう」ということを深く考えさせられるドラマです。大切なものを守ろうとするときの人間の底力や強さって、危うさもあるんですけれど、すごく美しいと私は思うんです。ハラハラドキドキする展開もたくさんありますが、それ以上に心に響くものがたくさん詰まっている作品ですので、このドラマに翻弄されながら楽しんでいただけたら嬉しいです! (演じる葛原紗春の印象について)たくましい女性という印象です。でも、それは弱さがゆえのたくましさのようにも思います。これまでの人生で背負ってきた様々な出来事を抱えながらも、大切なものを守るためにパワフルに生きている女性です。視聴者の皆さんに愛していただける役になるよう、愛を持って演じたいです。
宮沢氷魚(天童弥生役)
嘘だらけの世の中で真実を突き止める人物、天童を演じます。謎の多い人物ですが、徐々に彼の過去が明らかになっていきます。物語は最後まで先の読めないヒリヒリする展開が繰り広げられます。物語に翻弄されながら、登場人物と共に難題を乗り越えていただけたらうれしいです。この作品を通して、皆様が少しでも顔を上げて、堂々と生きていけたら幸いです。
■放送情報
『夫に間違いありません』
カンテレ・フジテレビ系にて、2026年1月スタート 毎週月曜22:00~放送
出演:松下奈緒、桜井ユキ、宮沢氷魚ほか
脚本:おかざきさとこ
演出:国本雅広、安里麻里、保坂昭一
プロデューサー:近藤匡、柴原祐一
音楽:桶狭間ありさ
制作協力:ダブ
制作著作:カンテレ
©︎カンテレ
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