道枝駿佑の涙に生見愛瑠の歌唱シーンも 『君が最後に遺した歌』新映像&ビジュアル公開

 2026年3月20日に公開される道枝駿佑(なにわ男子)主演映画『君が最後に遺した歌』の新予告と新ビジュアルが公開された。

 原作は、デビュー作『今夜、世界からこの恋が消えても』で第26回電撃小説大賞を受賞した一条岬による2作目の小説。『アオハライド』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など数々の恋愛映画を手がけ、2026年2月には『ほどなく、お別れです』の公開も控える三木孝浩が監督を務めた。脚本は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』や『君の膵臓をたべたい』などの吉田智子、音楽は映画『糸』で第44回日本アカデミー賞優秀音楽賞にノミネートされた音楽プロデューサーの亀田誠治がそれぞれ担当した。

 詩作を密かな趣味とし、代わり映えのしない日常を送る主人公・水嶋春人が、文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」を抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音と出逢ったことで、彼の平凡な人生は大きく変わりはじめる。“歌をつくる”時間を共にしながら、恋心を抱くも運命に翻弄され、それでも互いを愛おしむ2人の、たった10年間の恋を描いたラブストーリーだ。

 水嶋春人役で主演を務めるのは、本作が初単独主演となる道枝。4年前に三木監督の『今夜、世界からこの恋が消えても』で映画主演デビューを飾った道枝が、再び三木監督作品で主演を務める。ヒロインの遠坂綾音役には、本作で歌唱とギターに初挑戦した生見愛瑠が名を連ねた。 

『君が最後に遺した歌』2026年3月20日(金・祝)公開【予告】

 公開された新予告は「僕らの歌は残り続けると、彼女はいつか言った」という春人(道枝駿佑)のモノローグから幕を開ける。遠坂綾音(生見愛瑠)と放課後の部室、2人きりで歌を作り上げる青春の日々や、綾音の歌声にのせて、少しずつ距離を縮める2人のかけがえのない時間が描かれる。映像の後半では一転、大粒の涙を流す春人と、悲しみに崩れ落ちる綾音の姿が映し出されている。

『君が最後に遺した歌』2026年3月20日(金・祝)公開【特報】

 あわせて公開された特報映像でも、生見が1年間近くトレーニングを重ねた「綾音の歌唱」が初披露されている。歌のタイトルは、「君と見つけた歌」。劇中歌は全て亀田の書き下ろし楽曲となっている。

 新ビジュアルとなるFilm Artwork【You and Me】には、まばゆい観覧車の光の中で、互いを愛おしそうに見つめ合う春人と綾音が写されている。

■公開情報
『君が最後に遺した歌』
2026年3月20日(金)公開
出演:道枝駿佑、生見愛瑠
原作:一条岬『君が最後に遺した歌』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
監督:三木孝浩
脚本:吉田智子
音楽プロデュース:亀田誠治
制作プロダクション:TOHOスタジオ
配給:東宝
©2026『君が最後に遺した歌』製作委員会
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