秋田汐梨×影山拓也、『カレアネ』役柄とのギャップを語る 「思考回路は全然違います」
MBSドラマフィル枠で放送中の『私の彼が姉の夫になった理由』より、秋田汐梨と影山拓也(IMP.)のインタビューコメントが公開された。
本作は、美桜せりなの人気コミックを実写ドラマ化する愛憎サスペンス。アパレルショップで働く宮田愛子は、幼い頃に両親を亡くすも、優しい姉の紗栄子と、幼なじみで医師の吉村優馬に囲まれ、3人で楽しく幸せな日々を送っていた。優馬とは付き合っているが、そのことは姉の紗栄子には言えずにいた。25歳の誕生日を控え、「優馬からプロポーズされるかも?」と心躍らせていた愛子は、ある日、帰宅途中に何者かに背中を押され階段から転落し、意識不明になってしまう。目が覚めるとなぜか優馬は姉と結婚していた。さらには仕事のチャンスも失ってしまう愛子。その日から愛子は想像を絶する悲劇に巻き込まれていくが、そこにはある人物の思惑があり……。
妹・宮田愛子を秋田、愛子と幼なじみであり、恋人の吉村優馬役を影山、愛子が昏睡状態になっている間に優馬と結婚していた、優しくて頼りになる愛子の姉・宮田紗栄子役を高田里穂がそれぞれ演じている。
自身が演じる役柄との共通点やギャップについて、秋田は「愛子は自分の好きなことに一直線に頑張れるし、自分の夢や目標を叶えられる女の子なのかなと」と語る。一方で、思考回路は愛子とは違う部分が多いという。「愛子は何か起きた時、まずは受け入れるのですが、私は一瞬でも『ん?』と疑問を感じたら立ち止まっちゃう」と自身の性格を明かした。
影山は演じる優馬との共通点について、「身近な人間からひどいことをされても、見捨てない器の大きさや優しさ」を挙げ、「その人のいいところを知ってしまうと、自分がどんなに嫌なことをされても許せる」と共感を示す。しかし、「優馬がかっこよすぎるところ」は大きなギャップだと笑いを誘った。
第1話の見どころについて、秋田は「愛子と優馬の仲がいい幸せなシーン」を挙げ、「ぜひ楽しんでほしい」と視聴者に呼びかける。影山は「優馬が愛子を突き放すシーン」を挙げ、「その裏にはストーリーがあって、優馬自身、考えていることがある」と、そのシーンに込められた意味を明かし、繰り返し観てほしいと語った。
秋田汐梨(宮田愛子役)×影山拓也(吉村優馬役)コメント
演じる役と自身との共通点やギャップ
秋田:演じる愛子は自分の好きなことに一直線に頑張れるし、自分の夢や目標を叶えることができる女の子なのかなと。私はまだ夢をつかみきれてはいないしもっと頑張らないといけないけど、それに向かって色々と試行錯誤はしているので、そこはちょっと近い部分ですね。逆に思考回路は全然違いますね。愛子の台詞を読みながら、「愛子はこう思うんだ」とびっくりすることが多くて。愛子は何か起きた時、まずは受け入れるのですが、私は一瞬でも「ん?」と疑問を感じたら立ち止まっちゃう。誰かに聞くなどして情報を集めて、モヤモヤを解決しようとする性格なので、そこは違うと思いました。
影山:僕が演じる優馬は、身近な人間からひどいことをされても、見捨てない器の大きさや優しさがあって。僕もその人のいいところを知ってしまうと、自分がどんなに嫌なことをされても許せるんです。ほっとけないというか……、そういう部分はちょっと似ていると思います。自分とのギャップは、優馬がかっこよすぎるところですね(笑)。原作や台本を読ませていただいた時、「優馬、かっけー!」ってずっと思ってました。
秋田:たしかに、かっこいいですよね。
影山:お父さんの後継ぎで医者になって、頭もいいし、優しいし、きっとモテるはず。そこは自分とのギャップをすごく感じました(笑)。
役を演じるにあたって特に意識した点
秋田:愛子が事故に遭い、病院で意識もなく寝たきりになっている間に、お姉ちゃんと自分の彼氏が結婚していたことを知らされるんですが、ショックを受けつつも2人が幸せでいてくれたらそれでいいと考える節があって。私だったら絶対に違和感を覚えると思います。他にも愛子には“そう思うんだ”と感じる部分が多くて、自分の思考で台本を読むと愛子の考えとずれるなと感じたんです。なので、自分の考えは一旦全部捨て、愛子ならどう考えるんだろうということをより考え、演じるようにしています。
影山:僕は原作を読ませていただいた時に、優馬に対してすごくクールな印象を抱いて。なので、普段の自分のしゃべる声のトーンよりも少し落として台詞を言ったり、早口にならないように落ち着いて話したりすることを心がけています。
高田里穂を含めたトリプル主演。3人の中で一番“座長らしい”のは?
影山:難しい質問ですね~。僕は秋田さんや高田さんに違う部分で座長らしさを感じているので、1人に絞るのは難しいかも……。
秋田:たしかに、私もです。
影山:素直な気持ちで、1人に絞るなら誰ですか?
秋田:う~ん、高田さんかな。影山さんはみんなを盛り上げてくれて、影山さんのおかげでみんなが一つになれているなと思っていて。そこは影山さんにすごく座長らしさを感じています。一方で高田さんは常に周りが見えていて、めちゃめちゃ視野が広い方だなと思うんです。一番お姉さんということもあり、座長らしい方だと思います。
影山:たしかに、僕も高田さんにはそれを感じます。秋田さんは3人のなかでは一番年下ですが、すごく堂々とされているから、すごいなと。何にも動じないところは座長だなと思います!
秋田:ありがとうございます!
繰り返して見てもらいたいシーンや注目してほしいシーン
秋田:1話でお姉ちゃんと優馬が結婚してしまうのですが、その前に少しだけ愛子と優馬の仲がいい幸せなシーンが出てきます。そこは、ぜひ楽しんでもらいたいですね。
影山:たしかに! 僕は1話だと、優馬が愛子を突き放すシーンかな。最初はびっくりすると思うんですけど、その裏にはストーリーがあって、優馬自身、考えていることがあるんです。なので、そこを考えながら見てもらえたらうれしいです!
美桜せりなのコミックを実写化した愛憎サスペンス。素敵な彼氏と優しい姉に囲まれ幸せな日々を送っていた主人公・愛子は、ある日何者かに背中を押され階段から転落し意識不明に。愛子が意識を取り戻すと彼氏と姉が結婚していた。そこから愛子は想像を絶する悲劇に巻き込まれていく。
■放送情報
ドラマフィル『私の彼が姉の夫になった理由』
MBS にて、毎週木曜25:29~放送
テレビ神奈川にて、毎週木曜25:00~放送
テレ玉にて、8月11日(月)スタート 毎週月曜24:00~放送
群馬テレビにて、8月12日(火)スタート 毎週火曜24:30~放送
とちテレにて、8月13日(水)スタート 毎週水曜23:30~放送
チバテレにて、8月14日(木)スタート 毎週木曜23:00~放送
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
FOD見放題にて独占配信
出演:秋田汐梨、影山拓也(IMP.)、高田里穂
原作:『私の彼が姉の夫になった理由』美桜せりな(ファンギルド)
脚本:遠山絵梨香
監督:藤澤浩和
音楽:菅野みづき
制作プロダクション:スタジオブルー
製作:「私の彼が姉の夫になった理由」製作委員会・MBS
©「私の彼が姉の夫になった理由」製作委員会・MBS
公式サイト:https://www.mbs.jp/kareane/
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